この姿勢の重要なところは骨盤が前傾し後ろ脚のハムストリングスや大殿筋に張力をかけて、股関節を伸展させることです。
世界のトップレベルの選手を俯瞰してみると棒立ち、特に後ろ足が突っ立っている印象を受けます。
いわゆる棒立ちというやつで、日本では注意される傾向にあるそれらの姿勢ですが、実は人体の構造上、特に体幹が強いトップアスリートになってくると自然なんです。
後楽園ホールレベルの試合だとほとんどの選手の膝が曲がって腰が引けている印象を僕は受けます。
これには当然人種、骨格の違いもあるとは思います。
しかしそれらを考慮しても僕はこれに大きな違和感を覚えます。
恐らくは、相撲取りのような姿勢(強い相撲取りは股関節で立つが)がスポーツに適した姿勢(当然状況にもよる)であるという指導の現場の思い込み、根本的な理解不足が起因していると感じています。

僕はこの場面にアルバレスのフィジカルの強靭さを感じます。
股関節と骨盤の構造により身体を支え、脚がピンと伸びて力が抜けています。

マイク・タイソンにも似たような印象を受けます。
骨格の構造により支えられ、力の抜けた上半身。
ここまでを簡単にまとめます。
まとめ
骨盤が前傾することで身体を推進する作用を持つハムストリングスや大殿筋といった筋が活性化され、また骨格の構造により安定して立つことができます。
それに伴い上半身が脱力し、体幹や身体背部の巨大且つ身体を推進する作用を持つ筋を運動に動員することが可能になります。
極端に言うと動物的な骨格を目指すことにより、身体能力は向上させられます。

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