技術 胸を閉じるとパンチが強くなる理由 ユーチューブの質問の答えを考えてみていきます。下の動画のように胸を閉じて、つまり肩甲骨の外転を保って殴ると腕が強くスイングされます。 大きく肩甲骨を使った方がエネルギーが高そうってのは直観として間違ってはいないとは思います。... 2023.10.01 技術運動理論
運動理論 腕のスイングと前鋸筋とゲンコツ【パンチ力強化】 以下の記事の続き。 関西と東京で僕のボクシング教室を受けてもらった方は肩甲骨で腕を持ち上げる方法を思い出してください。 あの方法で構えることで腕のスイングが激変します。カネロ、GGG、モンスター、ベナビデス、ベテル... 2022.10.20 運動理論
運動理論 腕の反動動作とテノデーシスアクション【パンチ力強化】 テノデーシスアクションと呼ばれる体の作用について。 配膳の時ってこの姿勢でお膳を持ちますよね。肘を90°にします。 この角度で肘の腱が固定される仕組みがあるからです。僕達人類は無意識に楽な姿勢を習得している、またはできるから... 2022.09.27 運動理論
技術 「キレ」ってなんだ? 答えてみろ!!! 「キレがある or ない」「キレをだせ」「パンチは力じゃない、キレ」。ボクシングに限らずスポーツをやったことがあればこの言葉は聞いたことがあるはず。僕はこう思っていました。「じゃあお前、キレを生む具体的な要素を上げてみろ。曖昧な表現でマウ... 2022.02.18 技術
運動理論 「ハムケツ推進」の原理とサイレントピリオドによる重力と慣性力の利用 何度かに渡って人体には慣性力と重力を利用しようとする仕組みがあるとお話していますが、今回もその続きです。 サイレントピリオドと重力と慣性力 脱力が大切だって武道ではよく言われますよね。スポーツでも強い選手は力が抜け... 2021.12.02 運動理論
選手分析 【芸術】マイキー・ガルシアの切れ味抜群なボクシング【作品】 ロマは例えるなら精密機械、訓練されたボクシング。デービスを例えるなら猛獣、野生のボクシング。マイキーは例えるなら芸術です。一つ一つの技術が鋭利に研がれています。 GGG研究の次は大好きなマイキー研究でもしようかな。 マイキーの... 2021.10.14 選手分析
運動理論 股関節筋群の連動 PART2 前回の記事の復習をします。 股関節の筋肉たちの協調を考察していくぜ。 大臀筋と内転筋群の連動 斜めに収縮する大臀筋は股関節の伸展と外転に作用します。 中臀筋は外転(外側に広げる)部位によって屈曲伸展を... 2021.08.16 運動理論
運動理論 臀筋群と股関節内転筋群の連動 PART1 コメントで以下のような質問がありましたのでご回答させていただきます。あくまでも長濱説ですので悪しからず。 股関節筋群の連動 コメント コメントで完結させるのはもったいないと感じましたので、画像を入れて複数回に分けて解説し... 2021.07.22 運動理論
プライベート パフォーマンスを大きく左右する「運動のイメージ」と指導者としてのデビュー戦について 金城寛季と一緒に戦いました。指導者としてのデビュー戦。 判定負けでした。 言い訳をさせてください。 一緒にやったのは1ヶ月。一緒に走ったのは3回。 もう2ヶ月一緒にやれば金城は勝てた。 僕の体感としては継続的... 2021.07.20 プライベート運動理論
技術 【ロマチェンコ】体格差を克服する ボクシングの醍醐味【デービス】 先週末は面白い試合がありました。二つとも似たような構図の似たような内容と結果の試合。 大きなオーソドックス対小さなサウスポー。小さなサウスポーが大きなオーソドックスを喰う。 普通は体格の大きな選手が勝ちます。生物である以上、大... 2021.07.01 技術運動理論
トレーニング 脱力の感覚を知る 疲れ知らずの体を作る【筋ポンプ作用】 世界トップレベルの選手たちの疲れ知らずの体には毎回驚かされます。ロマチェンコもGGGも36分間延々手を出し続けても疲れることはありません。 当然ながらハードワークが下地となっていることは間違いがありません。しかし今回は「筋ポンプ作用... 2021.06.29 トレーニング運動理論
トレーニング スポーツの上手さは反動動作の上手さ【SSC】 反動動作は合理的な動作です。「やる、やらない」ではありません。やるんです。一択です。 考えなければならないのは、どうやるのか、どう鍛えるのかだけ。 デコピン 反動動作が分かりやすいのがデコピン。 デコピンは抽象化... 2021.06.10 トレーニング