ゲンナディ・ゴロフキン

運動理論

大胸筋のねじれと腕の内旋

ベテルビエフ、マティアスのパンチが似ている理由の考察です。体の合理性を追求した結果、収斂進化したのでは?と。 コウモリとモモンガが別々の経路から同じ目的を達成しているようなことがロシアとプエルトリコでも起こった。彼らの目的はハイガードからの...
初心者向け

日本ボクシングの優位性はジャブ

ジャブの価値観は世界に通用する 米大陸のジャブ コタ、トーレスのジャブのモーションは大きかった。旧共産圏、欧州は異なりますが、中南米、北米の選手の試合を見る度に思っていたことです。体感して確信に変わりました。日本のジムで教える、モーションの...
技術

脳震盪を起こすパンチを考える

腕を強くスイングする打法については他の記事を参照してください。今回はどこを狙うのかを考えていきます。まずはGGGを参考にして。 脳震盪パンチ ゴロフキン編 後でベテルビエフも見ていこうと思いますが、GGGのパンチでノックアウト、またはノック...
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技術

トーレス戦の技術的反省の共有

試合の反省かつ99%の人がが抱えている非合理な動きについての共有です。 僕はかなり改善されましたので、気にしてないと気が付かなくなってきましたが、後楽園ホールレベルだと100%できていません。僕はかなり気になってしまいます。 文字での表現が...
運動理論

骨格立ちのまとめ 「床→脚」編

Youtubeのコメでまとめてほしいとあったので簡単にまとめます。あくまでも現時点でのまとめです。まとめを作ってなかったのは、常に変化するからです。 なので簡単に説明します。 骨格立ち 床→土踏まず→脛骨 まずは土踏まずに荷重します。 線の...
技術

構え方とパンチとスタイルの関係

打法と構え方の関係についての長濱説です。 パンチと構え方とスタイル 分かりやすくカネロとゴロフキンで説明します。 まずはゴロフキンから。 ゴロフキンの打法 ゴロフキンのパンチは拳の硬いところ、中指と人差し指の第3関節で正確に急所を打ち抜くの...
技術

パンチには様々な流儀がある

今回は色んなパンチを見ていきます。パンチの打法一つとっても色んな流儀、思想があることを感じてください。 力いっぱいダイナックに体を使うスイング、コンパクトに力を集約させるスイング。それぞれに長所と短所があり、見方次第で可能性は無限に広げられ...
運動理論

手打ちver3 両肩甲骨の外転の補足

下の記事の補足。 どうして左図のように胸が閉じるようしてにパンチをねじ込むこと大切なのかって話が分かりにくい気がしたので。 両肩甲骨の外転 この回転力を生む筋肉の協調とその背後の文脈には何んとなくの仮説があります。その辺の詳しい話は別の機会...
運動理論

手打ちver3のガードの腕【前鋸筋】

下の記事の続き。 下のインスタの動画を見てください。GGGのガードの腕が捻られ、両肩甲骨が外転しています。手打ちver3ではこの連動が自然に起こるのですが、今回はこの理由について考えていきます。 この投稿をInstagramで見る 陸長濱(...
技術

手打ちver3の両腕が捻じれる連動

手打ちver3で起こる簡単な現象について説明します。下の記事が前提となるんでまだの方はお読み下さい。 両腕の連動 GGGは手打ちver3 まずは動画を見た方が分かりやすいので下の動画を見てください。GGGのガードの腕が捻じれているはずです。...
戦略

敵の戦略を無力化するための対応力

クラウゼヴィッツ兵法には敵の「重心」を攻略する、という考え方があります。重心と言っても力学的な意味ではなく、クラウゼヴィッツ流の定義となっています。 敵を無力化する為の対応力 クラウゼヴィッツの重心 厳密な定義はなくなんとなくの説明でしたが...
運動理論

骨格へ力を通して身体能力を上げる

抽象的なタイトルで少し分かりにくいかもしれません。最近裏付けができるようになってきた僕の主観的な感覚の話。本質的な話だと思います。 力の通り道 「ゲンコツロック」にも繋がっていきます。 脛骨 脛骨に関してはパワーポジションで紹介しているので...