股関節ロック
股関節筋群の構造から、腸腰筋が太い場合は構造的に、陸上100mで日本人初の9秒台を達成した桐生のような動作が強調されると考えられます。

サッカー最速のロッベン

腸腰筋
腸腰筋が太く骨盤が前傾する場合は、上のロッベンのように股関節の屈曲が起こる場面では、構造的に下の画像の青矢印で示したような張力が内転筋へ加えられます。

骨盤の前傾が起こす大腿骨のねじれ
逆にそれが弱い場合は下の画像で示したような回転力が加えられて股関節が開いてしまいます。
この場合は骨格を自立させられないので赤ちゃんや老人のような姿勢になります。

骨盤の後傾による脚のねじれ

骨格を形成する筋力が弱い赤ちゃん
また、腸腰筋内転筋が強く、骨盤が前傾し股関節が強く閉じられる場合は、大臀筋とハムストリングスに張力が加えられ、その筋力が高まります

股関節内旋≒大臀筋へのエネルギーチャージ

骨盤前傾≒ハムへのエネルギーチャージ
加えて、重心が股関節へ乗せられることが脛骨で床を踏ませて、床からの反発を大きくします。

衝撃を逃さない為の脛骨のソケット構造
股関節へ内転内旋力を加えてみてください。
下の動画のような姿勢になるはずです。
上の動画のように自然な形で股関節を内転内旋でロックする筋力は、ヒトの動きの質を物理的、生理的に根本から変えます。
一流アスリートの股関節が内旋内転で強くロックされている理由です。
斜め方向への踏み込み

股関節が内旋内転でロックされる場合は、踏み込みはカネロのような動作となり、股関節の開閉方向への、すなわち斜め方向への推進が自然に起こります。
この場合は股関節と肩関節の二軸による運動量の交換が効率化されるので、腕が強く振られます。
股関節と肩関節を軸として動員できる打法は、下のシミュレーションで示したように物理的に末端の速度を増加させます。
つまり二軸打法はパンチの速度を増加させます。
股関節を内旋内転でロックできることは、物理的にスイングまでを合理化するのです。

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