2026-07

よもやま話

「勝てば官軍、敗ければ賊軍」の再現性

勝って官軍となれ。「きれいな敗者」を脱ぎ捨てろ教科書通りと評価される、美しいフォーム。指導者から「形がきれいだ」と褒められる練習。ミリ単位で軌道を合わせようとする、息の詰まるような反復。……ですが、その「きれいなフォーム」で、あなたは真の勝...
よもやま話

「真面目な人」から順番に社会を壊していく

冷戦期の「超高精度な模倣と過剰適応」という成功体験(局所解)を人類普遍の真理(一般解)だと錯覚し、手本が消えた現代でも失敗を恐れて古いコマンドを叩き続けている——。「冷戦期イージーモードの局所解」「なぜ、これほど全員が真面目に働いているのに...
トレーニング

クロールにおける全身の剛体化

水泳における「息継ぎ」や「ローリング」の練習で行き詰まっているすべてのスイマーへ。巷にあふれる「顔を横に向けるコツ」や「綺麗なローリングの形」といった指導は、厳しい言い方をすればすべて不毛な帳尻合わせです。なぜなら、それらは独立した技術では...
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トレーニング

「ミリ単位の体の操作」の嘘に早く気がつけって

ミリ単位の操作の嘘都市伝説界の裏の裏、そのさらに「構造の奥」へようこそ。…いいか? 心して聞いてくれよ。世の中のスポーツ界や武術界で、昔からまことしやかに囁かれている「ミリ単位で身体の細部をコントロールしろ」という教え。「手首の角度をあと3...
技術

スポーツ上達の構造化その二「練習量を極限まで圧縮」

競技が違えば、フォームもルールも使う道具もまったく異なります。しかし、野球のホームランバッター、100mのスプリンター、ゴルフの飛ばし屋、ボクシングのハードパンチャーを観察していると、ある瞬間に「全く同じ動きをしている」と直感することがあり...
トレーニング

スポーツ上達の構造化

感情を捨て、「仮説」と「変数」で身体をデバッグする「もっと練習量を増やそう」 「意識を高く持って挑もう」 「自分には才能がないのかもしれない」スポーツで伸び悩んだとき、多くの人が陥るのがこうした精神論や感情的な自己批判、自己正当化です。しか...
トレーニング

「正しいフォーム」という共同幻想とその脆弱さ

なぜ教条的な指導は「効率的な動作」と「反脆弱な精神」を同時に破壊するのかスポーツの現場では、今なお当たり前のように「正解の型」が教え込まれています。「もっと肘を上げろ」「軸をブレさせるな」「教科書通りの美しいフォームを目指せ」指導者も選手も...
数学とか

選択公理が要請された理由

非可算な実無限有限の感覚が崩壊する無限の世界観ベルンシュタインの定理を勉強していく過程で「実無限」の面白さや奇妙さついて少しだけ知ることができました。「実数の隙間を無くしたい(微積分を完全にしたい)」という数学者の切実な欲求が、無限を実体化...
トレーニング

スポーツ指導の現場のゾットする話

「肘の動きが〜」は分析ではないスポーツの解説や指導の現場で、こんな言葉を耳にしたことはないでしょうか。 「あの選手はトップで肘が90度に曲がり、肩がこれだけ内旋していて素晴らしいですね」 「あの選手は足が速い。なぜなら、膝の引き上げが非常に...
よもやま話

天才の努力の構造:なぜ能力は「ある日突然」大爆発するのか

競技を始めた頃の「些細な誤解」がパフォーマンスに影響を与える成長初期の幻覚競技や勉強を開始した初期は、成長余地が物理的に膨大にある為、非効率な方法であっても成長します。運動未経験者であれば、「毎日素振り」していれば筋肉がつきます。筋肉が付く...
よもやま話

なぜ日本の「反復練習」はあなたを脳死させるのか

1,脳は「差分」しか認識できないスポーツ、芸事、ビジネス、勉強――日本のあらゆる学習現場に根強く残る「反復こそが正義」という信仰。「とにかく千回振れ」「同じ型を体に叩き込め」こうした根性論的なアドバイスは、一見すると直感的で正しく思えるかも...
よもやま話

それ、たまたま上手くいっただけ。

「空気を読む」の先の集団自殺「昔はこのやり方で大成功したんだから、これが正解に決まっている」「みんながそう言っているし、波風立てないのが一番賢い生存戦略だ」私たちの社会や組織には、こうした「空気」や「常識」が満ちあふれています。しかし、シス...