何があなたを妨げているか

よもやま話トレーニング

偶有性

僕は、指導ではボクサーの認知の歪みを取り除くことに主眼を置いています。

それがヒトの持つ、本来の動物としての知力と体力の解放を妨げていると感じているからです。

ボクサーに「確かにそんな視点もありだな。どうでも良いことにこだわってしまっていた」
と感じさせることを大切にしています。

それはボクサーの心を可能性に対して開かせることです。

自分の可能性を感じられたなら、ボクサーは自律的に考え行動を起こします。
それは結果的に成長を引き寄せます。

練習ではあえて「ガードを解かない」逆に「一切ガードをしない」などの制約を設けます。そうやって練習の構造に偶有性を持たせて、発見へボクサーを”導き”ます。

また、練習には起点のドミノ(前提)を倒せば必然的に終点のドミノ(結論)が倒れるような構造を持たせるようにしています。

あえてボクサーに普段はやらないことを強制してみるなど、認知の檻から連れ出すことを重視しています。

例えば、ファイターにはアウトボクシングを要求し、ボクサーにはインファイティングを要求するなど。

相手の立場に立って初めて見えてくることを発見させます。

また、答えを伝えるのではなく、ボクサー自らが解を「見つけた」と感じられように誘導します。

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主観と客観の分離

心の中の自分の声(声)と他人の声(客観)を区別させ、「客観から主観へ」、心と体の主導権の移譲させます。

主観とはあなたの心の中に押し込められている「こうありたい」「こうなりたい」と訴えている意識です。言葉ではなく、湧き上がる「感情」、「欲求」で訴えてきます。

客観は「これが安心」「これが安定」「これが普通」とブツブツと頭の中で「言葉」で訴えてききます。

二つの意識を分離できないことが成長を足止めし、不幸を導いています。

ある意味では、ボクサーを精神的に自立させることが僕の最終的な目標です。

試合は一人です。自分ですべて解決しなければなりません。

また、他人(客観)に服従するのではなく、屈服させるのがボクシングです。

幸福論 その二
そのニ。その一では人類の認識の原理故に「幸福」を定義し、それを目的とするとそれは達成されないと話しました。この解釈を深めた現時点における僕の幸福論の結論をお話します。多くの感情を味わいそれを共有できること思うに、そもそも、楽しいことだけを幸...
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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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