大胸筋の慣性力の合理化
閑話休題。
その一で、力積(パンチ力)のベクトルを大きくするには、
1.単位時間辺りの力が大きい
2.長い時間力を作用させる
3.入力されるベクトルの向きが一致している
ことが必要だと説明しました。
腸腰筋と腰方形筋の収縮による、二軸による肩甲骨平面への拳の放り投げは、入力されるベクトルの向きを一致させます。
すなわち、上腕の加速による慣性力を大胸筋の筋腱の弾性(SSC)に貯蔵できます。
すなわち、大胸筋の剛性が高まります。
体幹の剛性の記事を思い出してください。上腕の剛性が高まることはパンチの加速に寄与します。
また、太い前鋸筋による肩甲骨ロックは、前回の記事で説明したように、投球のリリースポイントと大胸筋による水平内転力の最大値の座標を近づけます。
一般的な投手やボクサーは、上記の座標がズレている為、その差の分だけ衝突に向けて力が減衰します。理論上は。
一方で、肩甲骨ロックは上記のズレが縮小する為、前者と比較すると衝突の瞬間まで拳の勢いが増します。
結論。
クロフォードのようにパンチは外側へ。その為必要な能力は次回に譲ります。
ラリアットになる、ラリアットができる理由。
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