前鋸筋

技術

なぜバタフライ(クロール)で「脚が沈む」のか?

推進力の低下が招く物理的破綻のメカニズム「バタフライでどうしても脚が沈んでしまう…」 「キック力が足りないから脚が落っこちるのだろうか?」そう考えて必死に脚をバタつかせていませんか?結論から言いましょう。その考え方は物理的に間違いです。脚が...
運動理論

「肩甲骨はがし」という流行が生み出す機能不全と関節破壊

解剖学の敗北美容サロンや整体院、SNSのショート動画で絶えずバズり続ける「肩甲骨はがし」。「肩甲骨の裏に指がガッツリ入る!」「背中から骨が浮き出てガチガチ肩こりが根本改善!」といったキャッチコピーが踊り、あたかも健康や高い運動能力の象徴であ...
トレーニング

「立甲」という幻想

バイオメカニクスを無視した身体操作が招く破綻立甲(りっこう)とは、通常は肋骨に張り付いている肩甲骨を、背中側に「立たせた」ように浮き出させる身体操作・コンディショニング方法のことです。古武術の動きから提唱され、スポーツ選手のパフォーマンス向...
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技術

「前鋸筋」が泳ぎを作る

【クロールの真実】前鋸筋から始まる「黄金の連鎖」と、弱さが招く「崩壊のドミノ倒し」「頑張って水を掻いているのに進まない」「息継ぎをすると身体が沈む」「肩が痛くなる」……。クロールで直面するこれらの悩みの根本原因は、腕の力不足ではなく、脇の下...
運動理論

バタフライの解剖学的再定義

なぜ「前鋸筋」がすべての動作を解き明かす主要説明変数なのかバタフライのフォーム指導において、長年語られてきたのは「親指から入水する」「手首をやや外側に向ける」「肘を高く保って水を捉える」といった、手足の末端に焦点を当てたアドバイス(ローカル...
技術

スポーツ上達の構造化その二「練習量を極限まで圧縮」

競技が違えば、フォームもルールも使う道具もまったく異なります。しかし、野球のホームランバッター、100mのスプリンター、ゴルフの飛ばし屋、ボクシングのハードパンチャーを観察していると、ある瞬間に「全く同じ動きをしている」と直感することがあり...
技術

ラリアットパンチと伸張性収縮

筋肉の性質とパンチ筋肉の性質グラフより、外力により一気に引き伸ばされた場合に大きな力を発揮するのが伸張性収縮、時間をかけて大きな力を発揮するのが短縮性収縮です。簡単に例えると、接地や腕のスイングのように、強制的に引き伸ばされながら"受動的"...
技術

室伏ゴロフキンベテルビエフ その二

大胸筋による上腕トルクの至適角とリリースポイントが何故ずれるのかを考察し、その結論を基に室伏ベテルビエフゴロフキン打法の合理性を解き、その強さの秘密を暴きます。最後まで読む過程で運動やボクシングの技術に関する理解が深まるような構成にしようと...
技術

室伏広治とゴロフキンとベテルビエフ

ベテルビエフとゴロフキンは腕を殆ど畳まずに放り投げます。室伏広治の投球動作と似ていませんか?その理由を考えます。室伏広治投法「腕を畳む」動作は、"単純化するなら"モーメントアームの回転半径 $r$ を小さくして慣性モーメント $I = \s...
技術

体重移動で二軸が崩壊する説明

体重移動が二軸が運用できない弱者の苦肉の策である説明。引っ張り打法(体重移動)肩甲骨を外転前傾でロックするのは前鋸筋と小胸筋。これらは構造的に対の関係。協調して肩甲骨を体の前へ引きつけていると考えられます。前鋸筋だけフォーカスされますが、大...
技術

肩甲骨ロック≒二軸打法である説明

これまでの議論である1.二軸による斜め方向への投擲2.肩甲骨外転前傾ロックによる大胸筋出力の最大域※とリリースポイントの接近の理解が前提となります。一軸によるエネルギーの漏出二軸においては、骨盤と上腕の位相のズレ※が腕の並進運動を強調し、そ...
技術

肩甲骨ロックでパンチ力が増す理由 そのニ

「ベクトル」「体幹の剛性」「二軸打法」「肩甲骨ロックその一」の知識が前提です。投擲の方向肩甲骨平面と二軸打法には太い腸腰筋と腰方形筋が要求される理由を説明します。肩甲骨平面と二軸、を両立した場合のパンチの軌道は下のクロフォードのようになりま...