運動理論

【バイオメカニクスで斬る】なぜ4スタンス理論は科学的に破綻しているのか?

「タイプ分け」に潜む認知的錯覚「あなたはつま先・内側重心のA1タイプだから、このフォームが正解です」「かかと重心のB2タイプがAタイプの真似をするとケガをします」ゴルフ、野球、陸上などのスポーツ指導現場で一世を風靡した「4スタンス理論」。自...
メンタル

「自分たちの〇〇」という狂気(カルト)

「自分」とは、最初から内側に存在する固定された絶対的な型(正解)などではなく、「外部環境(相手・変化・理不尽という外乱)の暴力に対し、手札を繰り出し、転び、泥臭く対応・適応し続けた足跡(結果)の集積」に他なりません。環境の暴力に対応し続けた...
よもやま話

「身を削ってでも他人の足を引っ張る」日本人が向かう物理的特異点

地理・遺伝・統計で読み解く絶望の論理構造ネット上の執拗な叩き、挑戦者への過剰なバッシング、そして成功者を引きずり下ろそうとする空気。行動経済学において、自らのコストを払ってでも他者に不利益を与える行動は「スパイト行動」と呼ばれます。「日本人...
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運動理論

「イメージ通りに体を操作する」がカルトである説明

「脳のイメージ通りに体を動かす」という言葉は、スポーツ界やフィットネス界で長年ありがたがられてきたキャッチコピーです。一見すると筋が通っているように見えますが、バイオメカニクス(生体力学)や神経科学の観点から紐解くと、この考え方は論理的に破...
よもやま話

「勝てば官軍、敗ければ賊軍」の再現性

勝って官軍となれ。「きれいな敗者」を脱ぎ捨てろ教科書通りと評価される、美しいフォーム。指導者から「形がきれいだ」と褒められる練習。ミリ単位で軌道を合わせようとする、息の詰まるような反復。……ですが、その「きれいなフォーム」で、あなたは真の勝...
よもやま話

「真面目な人」から順番に社会を壊していく

冷戦期の「超高精度な模倣と過剰適応」という成功体験(局所解)を人類普遍の真理(一般解)だと錯覚し、手本が消えた現代でも失敗を恐れて古いコマンドを叩き続けている——。「冷戦期イージーモードの局所解」「なぜ、これほど全員が真面目に働いているのに...
トレーニング

クロールにおける全身の剛体化

水泳における「息継ぎ」や「ローリング」の練習で行き詰まっているすべてのスイマーへ。巷にあふれる「顔を横に向けるコツ」や「綺麗なローリングの形」といった指導は、厳しい言い方をすればすべて不毛な帳尻合わせです。なぜなら、それらは独立した技術では...
トレーニング

「ミリ単位の体の操作」の嘘に早く気がつけって

ミリ単位の操作の嘘都市伝説界の裏の裏、そのさらに「構造の奥」へようこそ。…いいか? 心して聞いてくれよ。世の中のスポーツ界や武術界で、昔からまことしやかに囁かれている「ミリ単位で身体の細部をコントロールしろ」という教え。「手首の角度をあと3...
技術

スポーツ上達の構造化その二「練習量を極限まで圧縮」

競技が違えば、フォームもルールも使う道具もまったく異なります。しかし、野球のホームランバッター、100mのスプリンター、ゴルフの飛ばし屋、ボクシングのハードパンチャーを観察していると、ある瞬間に「全く同じ動きをしている」と直感することがあり...
トレーニング

スポーツ上達の構造化

感情を捨て、「仮説」と「変数」で身体をデバッグする「もっと練習量を増やそう」 「意識を高く持って挑もう」 「自分には才能がないのかもしれない」スポーツで伸び悩んだとき、多くの人が陥るのがこうした精神論や感情的な自己批判、自己正当化です。しか...
トレーニング

「正しいフォーム」という共同幻想とその脆弱さ

なぜ教条的な指導は「効率的な動作」と「反脆弱な精神」を同時に破壊するのかスポーツの現場では、今なお当たり前のように「正解の型」が教え込まれています。「もっと肘を上げろ」「軸をブレさせるな」「教科書通りの美しいフォームを目指せ」指導者も選手も...
数学とか

選択公理が要請された理由

非可算な実無限有限の感覚が崩壊する無限の世界観ベルンシュタインの定理を勉強していく過程で「実無限」の面白さや奇妙さついて少しだけ知ることができました。「実数の隙間を無くしたい(微積分を完全にしたい)」という数学者の切実な欲求が、無限を実体化...