「体幹」の話と繋がりますので、未読の方はお読みください。
二軸打法
二軸打法の力学的な合理性は
1.関節間で行われるエネルギーの交換が効率的である(鞭に類似した原理)
2.パンチに入力される力のベクトルを一致させ、出力ベクトルを最大化する
が挙げられます。
二軸のスイングは↓。

数学的な理屈はこの記事を読んでもらえれば。
一流も基本的にはこなっているはず。全てを確認したわけではないので断言はしません。
日本だと体の正面に打つと思われているか、そう指導されていると思います。
二軸の対称として考えるために体の正面にパンチを打つ打法やその考え方を便宜上「一軸」と呼びます。
一軸は力のベクトルが下に示した図のようになってしまいます。この場合は合成後のベクトルのノルム(大きさ)が二軸と比較して小さくなります。
冒頭のリンクのベクトルの合成を思い出すか、未読なら読んでください。
あるいは、高校の数学の授業をきちんと聞いていた人なら、矢印をどのように合成したのかを思い出せると思います。
ベクトルの向きが一致した時(=COS0)に、その合成ベクトルは最大化します。
一軸は力(ベクトル)の向きが分散します。かつ関節間のエネルギーの交換が非効率になります。
従って理論上は撃力が小さくなります。

矢印の合成を思い出して黄色いベクトルを合成みてください。
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