スポーツ技術と腸腰筋 「技術の自己組織化」

技術運動理論
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ネットワークのハブ

腸腰筋はあらゆる関節へ論理的に強く接続できます。

力を波及させるネットワークのハブの役割です。

これだけに技術の全てを語らせることはできませんが、身体能力や獲得される技術体系を規定する重要な変数であると考えられます。
※前鋸筋もハブ

腸腰筋が強い→ハムケツが強い→内転筋群が強い→出力が高い→筋肉が疲労しやすい→生理的な回復→筋力強化
という自己組織化。

骨盤前傾→腰椎前弯→胸椎後弯→肩甲骨外転前傾→上腕内旋→大胸筋上腕三頭筋の筋力強化→投擲能力強化…
という自己組織化。

腸腰筋を核に上の論理的な接続を考えることができます。つまり、運動におけるネットワークのハブは腸腰筋だと言えるのではないかと。

腸腰筋を力点に、それに接続された各ノードで力が生理的、物理的に増幅されながら波及していくようなシステムなら、運用コストを抑えられます。

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踏み込みの自己組織化

チャプマンの踏み込みの加速が始まる直前の場面では、左右の股関節が内旋内転で強くロックされ、かつ右脇腹の収縮が起こっています。所謂「乗り込み動作」です。

この乗り込みの姿勢は体を支える左脚の大腿骨への質量の集中が起こるので、左股関節を強く内旋内転でロックできている場合は、重心移動と重力のエネルギーが左大臀筋に貯蔵されます。

踏み込み

つまり、推進力が高まります。

また、ブレーキする軸脚が内旋内転で強くロックされている場合は、接地時の大臀筋のSSCにより強力なブレーキが骨盤へ加えられます。

この場合はブレーキ効果による腕のスイングの加速が起こります。

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