正しく自己評価できること

戦略
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今回は自分の能力を自分自身で評価することの重要性をお話します。

まずはその前に簡単に僕のトレーニングに関する考え方を提示しておきます。

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トレーニングの階層

僕はトレーニングの優先順位ついて以下のように考えています。
この図では抜けてしまっていますがSSCとしなりを生み出すトレーニングは同じ階層です。

この階層の意味を少しだけ簡単に説明します。

基礎トレーニングが一番下になっているのは、そもそも筋力や持久力などの基礎体力が無ければその次の段階であるSSCやしなりを生み出すトレーニングができないからです。
高い最大筋力がないと達成できない動作もあるし、持久力がなければ反復練習の量が達成できないので習得に時間がかかり効率が悪いと考えます。
中間のSSCやしなりを使えないのに、ボクシングのトレーニングばかりするのもよくありません。十分なパンチ力やフットワークのスピードがなければ戦略が正しくても目的を達成できないからです。

当然ですが、構造はこんなにシンプルではありません。
身体の使い方が上手い人は体力の消耗を抑えれるので持久力を強化できたりします。ボクシングのトレーニングが自然とSSCとかしなりになる人もいるはずです。

で、ボクシングジムでよくあるのが基礎体力や競技トレーニングはやっているのに、SSCやしなりを生み出すトレーニングなどの大きな力を発揮させるのに必要不可欠な2階層目を行っていないパターンです。
競技トレーニングだけしかやらないパターンもあります。

トレーニングは選手の戦略に合わせる

どうしてこんなことが起こってしまうかと言うと、僕は指導者に選手の評価ができないからだと思っています。
選手の評価とは選手の戦略や動作自体の評価ができないということです。
何が欠けているのか分からないので何を鍛えればいいのか分からない。

「何故パンチが強く打てないのか」「何故速く動けないのか」「その選手は何をしようとしているのか」「その選手の強みは何か」を適切に評価できなければ、その選手の戦略や動作自体を強化することができません。

それどころか誤解によって選手の動作の上手さを損ねてしまったり、選手の戦略に適合しない、不要な戦術を持たせるパターンだって少なくないと思います。
闇雲に選択肢を増やす行為は、迷いを生み出します。
一瞬の判断が求められる勝負に世界では致命的になる確率も低くはありません。

トレーニングの選択にも選手の評価が関わってきます。
ボクシング自体は問題はないのに身体の使い方が上手くないせいで隙を生んでしまっているだけの可能性があるからです。

もしそれを理解できていなければ、新たなボクシングのスキルを付け加えてしまい選手の戦略全体を損ねてしまう可能性があります。

アウトボクシングを戦略としている選手がいて、その選手はパンチが強ければ距離をとれる戦略であることを評価できず、打ち合いのスキルを付け足してしまう。
結果不要なリスクを背負わせて勝率を下げてしまうというようなこともあると思います。

自分の能力を評価する

自分で自分の能力を評価し、何が足りないかを考えることがとても大切です。
他人からの意見を聞くこともとても大切ですが、自分の考えていることや本当の性格(リスク許容度)は自分しか分かりません。

だからこそ、自分で自分を評価できることが大切になります。
本当は何がしたいのか、何をしている時が本当は快適なのか」は他人には評価できません。
傍から見ると快適なボクシングをしているように見えても本当は不快な戦いをしているかもしれないんです。
そんな戦略はどこかで破綻します。
特に一番苦しい時に崩れようとします。

アウトボクシングが快適なのか打ち合いが快適なのかは自分自身にしか分かりません。
他人からの『客観的』な評価を聞き入れ、自分の中に取り込んでいくことも必要ですが核となるのは自分の感覚であるはずです。

頭がいくら良くても勉強が大嫌いな人は科学者にはなれません。

自分の心とボクシングを調和させられるのは自分自身だけです。
周囲の人たちはそれを手助けしてくれるかもしれません。
だけど、それをやれるのは自分自身です。

まとめ

自分自身を評価するのは難しいけど、それができることには大きな価値がある。
自分だけが自分を完璧に理解できる。

以下はSSCをトレーニングできるクイックリフトトレーニングのまとめです。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人
ストイック長濱

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
WBC世界同級34位
WBO-AP同級3位
角海老宝石ジム所属

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