今>過程

よもやま話トレーニングメンタル戦略

状況判断

試合までは「〇〇」という仮定で練習を重ねてきた。だけど、実際には「✕✕」だ。

往々にして起こること。

上手くいかない場合の備えが計画(≒戦略)。

ゲイリー・アントゥアン・ラッセルのゴリ押しモード
フィジカルと技術の関係

「〇〇は上手くいかない」と正しく状況を認識できるか。

次に「✕✕を試してみよう」と方針転換ができるか。

✕✕が成功しそうな時に「✕✕でいく」と決意できるか。

「計画通りできること」が強さではなく、「計画通りにいかないことに対応できること」が強さ。

「強くなろう」ではなく「強くあろう」
今回の試合で強く感じました。僕は僕の弱さや葛藤など自分の見たくない部分も含めて愛せるようになっています。 試合までに起こる葛藤こそが僕にとっての財産なのだと感じます。 今回は試合までの過程で発見した心理的な重圧を和らげるマインドを共有します...

今>過程

過程よりも今。

「今まではこうしてきた。だからこれからもこうする」。

一時的には安心はできるかもしれない。しかし仮に環境(状況)が変化しているなら、それに固執する程に損失は膨らむ。

ボクシングに限らず、人間関係や仕事、トレード(投資)など、全てに言える。

埋没費用を取り返そうとする本能は現実の認知を歪める。

無理なものは無理。ダメなものはダメと損失を受け入れて損切りしないと、身動きが取れない。次の機会に移行できない。

そうやって未来の機会を逃す。

損切りして次の機会に投下できる資金を確保しておかないと、チャンスが来た時に動けない。

損失を嫌って塩漬けにするのが良くない。失敗を認めないと論理的にも物理的にも次に移行できない。

「効率よく強くなろう」とする弱さ
それは神(自然)には見抜かれます。「効率よく」とか「楽に」とか。 人生の当事者意識の欠如 「楽に強く速く」を推奨していますが、それは紆余曲折の試行錯誤の末にたどり着いた、僕の価値観です。あくまでも長濱説。 苦労して「苦労しないこと」を導く、...

修整の仕方

「おかしい」「予想と違う」という直感を大切にする。
※直感≒フロー

上手くいかないことは直感できる。

未知の道※であっても、運転手は事故の起きそうな確率を直感できる。安全そうな道を予測できる。
※ダジャレ

嘘つきは直感で分かる。

突然の胸騒ぎは当たる。

ニュース(※)を見た瞬間に起こる嫌な予感。それから胸騒ぎして心がソワソワする。いつもと変わらないようなニュースが何故か気になる。その直感がチャンス。

経験的に作られた脳の構造(ニューロン)を情報が流れる。

アミダクジ(構造)は、入口(入力)を決めたら出口(出力)が決まる。
マクロ空間は初期値(前提)を決めれば未来の予測(結論)ができる。
数学は前提の構造を決めたら結論が決まる。
※ニュース≒情報≒論理構造

同じことがボクシングでも起こる。

常に入力は起こる。

それ対して必ず脳内の論理構造は何かを出力する。それが直感

音楽家「音楽が降りてきた」数学者「情緒に従え」アスリート「ゾーン(自動制御)」

言語で考えるから”体の思考”が止まる。
直感の連鎖≒フロー

裸拳ミット打ちと情緒
何かを感じること 裸拳でやるのは「何か」を感じる為です。グラブを着ければ安全です。怪我は避けられるでしょう。しかし、感覚器官からの入力が乏しいので技術的発見が遅れるか、失われます。 裸足でアスファルトを歩くのを想像してください。あなたの防衛...

判断の迅速化

A⇒B
C⇒D
F⇒G

と予めプランとその発動条件を決めておくと、判断が迅速化し機会損失を減らせる。

〇〇を抜けたら損切り、✕✕な動きをしたら利確、一ヶ月間に〇回嘘をつかれたら損切り、一ヶ月間に✕回嫌な思いをさせられたら損切り、▲ラウンドまでに✕が起こらなかったらプランBへ移行。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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