状況判断
試合までは「〇〇」という仮定で練習を重ねてきた。だけど、実際には「✕✕」だ。
往々にして起こること。
上手くいかない場合の備えが計画(≒戦略)。

「〇〇は上手くいかない」と正しく状況を認識できるか。
次に「✕✕を試してみよう」と方針転換ができるか。
✕✕が成功しそうな時に「✕✕でいく」と決意できるか。
「計画通りできること」が強さではなく、「計画通りにいかないことに対応できること」が強さ。

今>過程
過程よりも今。
「今まではこうしてきた。だからこれからもこうする」。
一時的には安心はできるかもしれない。しかし仮に環境(状況)が変化しているなら、それに固執する程に損失は膨らむ。
ボクシングに限らず、人間関係や仕事、トレード(投資)など、全てに言える。
埋没費用を取り返そうとする本能は現実の認知を歪める。
無理なものは無理。ダメなものはダメと損失を受け入れて損切りしないと、身動きが取れない。次の機会に移行できない。
そうやって未来の機会を逃す。
損切りして次の機会に投下できる資金を確保しておかないと、チャンスが来た時に動けない。
損失を嫌って塩漬けにするのが良くない。失敗を認めないと論理的にも物理的にも次に移行できない。

修整の仕方
「おかしい」「予想と違う」という直感を大切にする。
※直感≒フロー
上手くいかないことは直感できる。
未知の道※であっても、運転手は事故の起きそうな確率を直感できる。安全そうな道を予測できる。
※ダジャレ
嘘つきは直感で分かる。
突然の胸騒ぎは当たる。
ニュース(※)を見た瞬間に起こる嫌な予感。それから胸騒ぎして心がソワソワする。いつもと変わらないようなニュースが何故か気になる。その直感がチャンス。
経験的に作られた脳の構造(ニューロン)を情報が流れる。
アミダクジ(構造)は、入口(入力)を決めたら出口(出力)が決まる。
マクロ空間は初期値(前提)を決めれば未来の予測(結論)ができる。
数学は前提の構造を決めたら結論が決まる。
※ニュース≒情報≒論理構造
同じことがボクシングでも起こる。
常に入力は起こる。
それ対して必ず脳内の論理構造は何かを出力する。それが直感。
音楽家「音楽が降りてきた」数学者「情緒に従え」アスリート「ゾーン(自動制御)」
言語で考えるから”体の思考”が止まる。
直感の連鎖≒フロー

判断の迅速化
A⇒B
C⇒D
F⇒G
と予めプランとその発動条件を決めておくと、判断が迅速化し機会損失を減らせる。
〇〇を抜けたら損切り、✕✕な動きをしたら利確、一ヶ月間に〇回嘘をつかれたら損切り、一ヶ月間に✕回嫌な思いをさせられたら損切り、▲ラウンドまでに✕が起こらなかったらプランBへ移行。
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