骨格立ちと脱力 それだけでいい

よもやま話

僕は強い力を発揮するためのコツ(感覚)が沢山あったんですが、最近その感覚が一つに集約されていっているんです。
ただそれだけを意識していれば強く速く動ける。

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骨格で立って脱力するだけ

こうなってきている理由は分かりません。
僕の試行錯誤が実を結び始めたからなのかもしれないとは思っています。
意識的に実践していたコツが無意識レベルに刷り込まれて意識せずともできるようになってきたのかも。
箸の使い方のように何度も何度も行ってきた習慣はどんどん意識の下層へ降りていきます。
最終的には無意識レベルへ浸透して本能に到達します。
恐らくはこれも一つの要因だと思います。

もう一つの要因が股関節の活性化です。
これはトレーニングでもそうですが、日常生活から全て股関節中心の動きを意識しています。
電車を待つ時もバンデージを巻くとき(仁王立ちします)も座る時も歩くときも両股関節に上半身を乗せます。
段々感覚を深められていて、ボクシングをしながらも股関節に乗せて脱力できるよになってきました。

そうすると、股関節を動かそうとか骨盤を回そうとかその他の意識はいらなくなるんです。
骨格で立ってジーンと身体の重さを感じるだけ。
動く時は「身体を加速させる」意識だけです。
「加速」させる感覚の理由についてはまた別の機会にやります。
いきなり速度を出そうしないってことです。

それだけで強く速く動けます。
立って瞑想の時の脱力の感覚を再現するだけなので文字にすると簡単そうですが、骨格で立っていないと力が抜けません。

やり方は「股関節に上半身を乗せてフゥーと息を吐くだけ」です。
ズシッと身体の重さを感じます。

これからこの感覚は変化していく、または崩れていくのかもしれませんがこの感覚に集中するだけなのでとても手軽で瞬時に雑念を排除して集中を高められます。

必要なものは脱力の感覚と股関節に上半身を乗せる感覚だけです。

股関節に乗る感じは難しいですが、乗れるとガチっとハマる感じがあります。
このガチっとハマる場所を是非暇な時間、電車の待ち時間や僕のyoutubeを見ている時間に探してみてください。

腹部や背中に力が入っているとハマりにくいです。
瞑想で脱力の感覚を覚えてからの方が、進みが早いと考えています。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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