「リズムを作れ」を翻訳します。
リズム⇒スモールステップ

下の動画で話した「スモールステップ」が前提。
自らの失敗や間違いを許容すると初めるのは恐くない。
あるいは、失敗する確率を想定しなくて良いほど小さく始めれば恐くない。
対偶。
初めるのが恐い⇒一歩目が大きい
初めるのが恐い⇒自分(≒他人)の失敗と間違いを許容していない
自縄自縛、因果応報の構造
「昨日は一時間だけ勉強した。せっかくやったのだから、今日やめたら無駄になる。だから今日も少しだけやろう。」
損失を嫌う本能(埋没費用)は、「やった」という事実を都合よく解釈します。そうやってやる気を創造します。
この解釈は、ニ日連続でやって成果が出ない可能性を無視しています。
一日で損切りした方が損失は小さいかもしれない。
ヒトは恣意的に物事を解釈しようする。そうやって不幸を引き寄せる。この性質を知っておけば、それに抵抗できる。
小さく初めることを心掛ける⇒恐くない
恐くない⇒踏み出せる
一歩目を踏んだ⇒途中で止めるのが嫌になる
スモールステップの合理性。自他の失敗や間違いを許容する合理性。
何かに挑戦し、かつそれを止めずに続ける為の考え方がスモールステップ。
良い作用を起こす正の側面。
反対側には、「今まではこれで利益を出せた。他の方法は損失を生むかもしれない。だからこれからもそうする。」という負の側面もある。
本能は自分に都合よく事実を解釈する。
スモールステップで開始する
「無我夢中でいつの間にか終わってた」
誰でも経験があるはず。フロー。
昨日の朝ごはん覚えていますが?それを食べた順番は?一々考えていないはず。最初から最後まで自動制御されてたでしょ?
つまり、一旦始めてしまえばフローによる自動制御が起こる※。
※拡大解釈

空振りを繰り返していれば雑念は消える。自然にフローに突入する。
失敗しない空振りを繰り返してフローへ突入。
カネロやメイウェザー、ロマゴンの初回の型は、デュランのそれと抽象的には同型の、つまり、スモールステップになっていると考えられる。
小さな成功体験を積み重ねられる形式。
小さな成功体験の積み重ねはボクサー(人)を大胆にする。
彼らは意識的にそうしているのではなく、自然淘汰がこの型を選別した。
結論。「リズムを作れ⇒小さく始めろ⇒フローを覚えろ」

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