選択公理が要請された理由

数学とか
数学とか
漫湖公園筋トレ部

申し込みリンク

パーソナルトレーニング応募ののリンク

スポンサーリンク

実数のスープに「アルゴリズムの起点」はない

仮に、実数の世界から要素を「一つずつ順番に選んでいこう」としたとします。ここで致命的なフリーズが発生します。

「0の次の実数は何か?」

この問いに、数学は答えることができません。0にどんなに近くても、その間には常に無限の数が存在してしまうため、「次の数」を定義できないのです。

順番がつけられない(インクリメントできない)ということは、処理を回すためのアルゴリズムの起点すら作れないということを意味します。実数の世界は、数珠つなぎになった離散的な世界ではなく、濃密なスープのように完全に連続した混沌なのです。

『有理数は?」
分数の形にすれば増加の規則を形式化して起点を特定できます。

無限のアルゴリズムですら、混沌を埋め尽くせない

ならば、「無限個のアルゴリズムを用意すれば、いつかは実数全体をカバーできるのではないか」という仮説も浮上します。

  1. アルゴリズムは「有限の文字列」である

  2. 有限の文字列のバリエーションは、全部かき集めても「可算無限」しかない

  3. しかし、実数の総数は「非可算無限」という圧倒的に巨大なサイズである

打てる弾(アルゴリズムの総数)が自然数サイズしかないのに、標的(実数)はそれを遥かに凌駕するサイズで存在している。つまり、実数のほぼ100%は、いかなるアルゴリズムによっても絶対に記述できない「完全なる無秩序(混沌の海)」なのです。

「選択公理」という数学者の開き直り

アルゴリズムが完全に敗北し、ルールを記述する言葉すら存在しない暗闇。そこで数学者たちが打った大博打が「選択公理」でした。

彼らはこう開き直ったのです。

「人間には、実数の混沌を一本ずつ捕まえるアルゴリズムなど絶対に定義できない。しかし、『どうやって選んだかの手順は一切不明だが、なぜかすべての実数を完璧に選び終えた魔法の対応表(写像)』が、この宇宙に最初から静かに存在していると仮定しよう」

https://amzn.asia/d/05dwgXaV
スポンサーリンク
Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

股関節おじさんをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
股関節おじさんをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました