母指球信仰が導かれた文脈

よもやま話技術運動理論
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母指球荷重開発の分脈の長濱説

股関節に乗り込むと踵が持ち上げられます。
もちろん、すべての局面でそうなるわけではありませんが。

この特徴は僕が観察する限りだと、デービスとビボルに強く現れています。彼らの手足の敏捷性は股関節に乗り込み床反力が強く返ってくる構造を作っているから、と言えるかもしれません。
「股関節へ乗り込む」感覚はこの数年で一気に言語化できました。要するに股関節を閉める力が強いということ。

股関節に乗り込むとアキレス腱が踵を持ち上げる原理は下の記事で説明しています。

アキレス腱に持ち上げられた踵はテコの原理で母指球を床への押しつけます。この場合はさらに、足のトラス構造に由来した連動により足の指は床を掴みます。摩擦を強くして床を強く踏むための仕組みと考えられます。
まだ野生を生きていた人にはこれは普通の機能だったはずですが、靴を履き長時間座る生活をするようになったことで一部の人以外からは失われてしまったものと予想しています。

幼少期から運動経験が豊富であるとか、恵まれた遺伝子を持っている一部の人達だけが獲得する能力だろうということ。

具体的な因果関係を追えば「母指球荷重」は、「股関節を閉める能力」から演繹されてくる特徴です。「母指球を上げるから上がる」のではなく「股関節を強く閉める能力があるから構造的に上がる」です。
早合点し因果関係を見誤って普及させられた観念だろうと予想しています。

恐らく、腸腰筋内転筋中臀筋の作用により股関節へ強く乗り込める武道家の動きを観察していた誰かが、以上のような「母指球荷重」という現象を発見した。しかし、その因果関係は追わずに短絡的に結論してしまった。

結果、「母指球荷重」や「つま先立ちして踵を上げる」という無価値どころか、害悪となる同語反復的な観念を導いてしまった。

日本を埋め尽くす馬鹿げた同語反復

この手の無価値どころか害悪となる主張は日本社会で腐る程に確認できます。
僕は海外生活経験がありませので海外は分かりません。しかし、似たような同語反復で埋め尽くされていると予想できます。海外生活のある妹と弟に今度あった時に聞いてみようと思います。

パンチが強いのは才能(パンチ力)があるから。

井上尚弥(天才)は天才だから強い。

ディフェンスが良いのは目(ディフェンス)がいいから。

この手の馬鹿げた同語反復にボクシングジムやSNSで遭遇した読者も多いはずです。この手の主張をする人達はどこか、何かを説明したかのような満足気な雰囲気を漂わせています。滑稽です。

貨幣がないから貨幣がない。

危険な思想によりヘリコプターマネーを要求する大衆でYouTubeやSNSに溢れかえっています。

この手の主張はあなたをコントロールする為の詭弁です。あたかも正しそうな得体の知れない概念で煙に巻き、あなたの幼児性を刺激し混乱へ陥れ、心身の自由を奪います。

思考停止したバカの恫喝が次の思考停止バカを生み出す自己強化循環。ボクシングジムを、そして日本全体を覆い尽くすバカがバカを生む負の循環。

自分の頭で考えないと詭弁を詭弁と判断できません。そして詭弁を詭弁と切り捨てられない限り、バカの循環からは抜けられません。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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