『つまらない』と感じたら辞めよいルール

メンタル

「『つまらない、嫌だ』と感じたら辞めよいルール」について。

行動力、継続性を高めます。

例えばロードワーク。
僕のロードワークには決められた距離もコースもペースもありせん。
走る日の決め方もありません。普段の練習で下半身が弱ってきたと感じたら「明日、走ろう」と決断します。この時は「もしも翌日、嫌になったら止めれば良い」程度の決意です。

靴を履いている時も「嫌なら直ぐに引き返せば良い」と思ってますし、走りながらも「疲れたら止めればいい」と思っています。

で、結局はハイペースで長距離を走って帰ってきます。

皆さんにも経験があるはず。これが人間なんです。
「止めてもいい」、と言われるといつまでも止めない。
逆に、「止めてはいけない」と言われるとやりたくなくなる。

母親に「やれ」と言われるとやる気になれない。でも「やるな」と言われるとやりたくなる。

僕が経験から感じるのは、人は自分自身の客観が発する声と他人の声を区別していない、ということ。つまり自分自身の客観性から放たれた言葉であっても、それを他人の声だと無意識下で錯覚してしまうのです。だから、自分自身を激励する言葉も天の邪鬼な心を理解して、利用すれば良いんです。

これって、僕の経験ではボクシングに限りません。
「あのキレイな人に声をかけたい」という欲求があるのなら、「別に今やる必要はないよ。明日でもいいし、来週でもいい」と自分に言ってあげる。すると、「馬鹿野郎、明日会える保証なんてないだろ。機会は今しかない」と不思議とやる気が起こります。

トレーナーや上司に言いたいことがあるのなら、「言え!言え!」と自分を追い詰めるのではなく、「別に言いたくないなら言う必要はない。リスクを背負う必要はない。何も変わらないことを受け入れるだけだ」と自分へ優しく話しかけてやってください。
ムクムクと反骨心が起き上がって「俺はそんな弱虫じゃない。見やがれ」と行動を起こし始めます。

元々はシャイで引っ込み思案な僕が、それを改善する考えた方法なので、過去の僕と似たような悩みを抱える人には有効だと思います。
未だに使っているテクニックなので。

やりたくないけど、やらなきゃならないことに直面すると反射的に使っています。「別にやらなくてもいいけど、それでは現状維持だぞ?判断は任せる」という感じで。

試合が恐くなったら「痛かったらやめればいい」と気楽に考えることです。戦うことが楽になるし、楽になれたら、結局は折れずに最後まで戦い抜きます。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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