世界観を現実に試す

よもやま話
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世界観を現実に試す

世界観=視点

世界観や価値観という言葉を僕は多用しますが、日常生活では耳慣れないかもしれません。

魂、哲学、自我。色々な呼び方がありますが、この手の話は敬遠されていると感じます。

これらは現実を見る視点の話です。普段は意識しないだけで皆さんにも独自のそれがあるはずです。

独自の世界の見方、解釈こそ、個人が命をかけて守るべきものです。
それを持っていることが大切で、そうであるのなら、それはどんなものでもいい。僕が一緒に練習するボクサーに要求するのはこれだけ。

世界観と価値観がなんとなく出来上がったら、つまり、世界がどんな力学で動いていて、その世界で自分が何を大切にするのかを決められたら、次はそれを世界に表明して試す段階です。

そう考えると挑戦に対して前向きになれませんか。僕は超前向きになれます。

僕は失敗の度にボクシングの世界観、価値観を更新しています。毎回違う価値観を試しているんです。今度はどれ程通用するのかと考えるとワクワクしてきます。

毎回、次こそは現実を降参させられるかもしれないという希望を持っています。

世界観を試す、という発想は恐怖や不安を和らげて、希望を生み出してくれています。だから僕は独自の世界観や価値観を持つことを大切にして、ボクサーにはそれを推奨しています。

また、世界観は僕の結果に伴う責任の半分を引き受けてくれます。
失敗の半分は世界観の責任です。つまり半分は頭の中にあるだけの粘土より柔らかく柔軟に変化させられるものなんです。

僕は僕をやめられません。自分自身を責めることは不毛な自傷行為になります。苦しみを生むだけです。

しかし世界観は現実に合わせて変形させられます。現実と整合性の取れない部分は変形させればいい。そう感じられたら失敗は常に糧となり、推進力を生みます。
失敗がきちんと現実を認識する行為なのだとしたら、次はもっと上手くいくはずだがらです。

どこをどう変化させるのか?を考えることも楽しさの一つです。そうやって僕のボクシングは発展してきましたし、これからも発展していきます。

僕の主観的な観測と客観的な事実から確かそうだと言えることは、僕の世界観は着実に現実との整合性を取り始めているということ。
こんなに楽しいことはありませんよ。この試行錯誤の延長線上には世界の完璧な説明があるわけですから。

「このまま試行錯誤を繰り返せば、ボクシングを含めた世界を支配できる」という認識は、現実に対する僕の態度を挑戦的にしてくれます

寛容さの源

また自分の世界観を現実に試す、という行為は、他の多様な価値観を受け入れることに繋がり、自分とは異なる方法をとる他人を受入れる度量を獲得させます。

元々の世界観が上書きされ、変化してきたという自覚は、絶対的かつ普遍的に現実を説明できる世界観は存在しないという認識を作り上げるからです。

絶対的なものがない以上、誰が正しいのかは誰にも分かりません。自分とは異なる他人が上手く現実を説明して、社会全体に利益をもたらす可能性を認められます。そして、こう認識することは他人への敬意を導きます。

絶対的なものだと信じられている数学や物理も、結局は人の認識の延長線上にある世界観です。人の認識の域は出ません。
もしかすると他の惑星にはもっと簡単に世界を説明する文明があるかもしれません。その知性は僕たち人類の認識を笑うかもしれませんよ。

人の認識が現実を曇らせているだけで、本当の現実はもっともっと単純なのかもしれないんです。僕はそう思えてなりません。

矛盾という概念は人の認識の中だけにある現象で、今のところはそれを乗り越えられていません。
しかし、人の認識以上にもっと上手い説明がこの世界にはあるかもしれないんです。時間や空間という制約に囚われず、人間の認識より遥かに抽象的な現実を捉えきれる知性がこの宇宙にはいるかもしれません。

数学や科学すら、この世界の認識方法の一つなのだと理解できれば、ありとあらゆる可能性に対して心が開かれます。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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