メキシコ戦の反省

プライベート技術

メキシコ戦の反省を共有します。

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戦略的、技術的一貫性の欠如

パンチ力もスピードも負けていなかったと感じました。劣っていたのは戦略的、技術的一貫性。
相手のコタは動きながらのスタイル。

強いパンチでは床を強く踏む必要性から、動きが止まります。
カネロやデービス、モンスターが分かりやすいと思います。グッと踏んでドカン。

逆に軽打で移動性を担保しているのはロマ、ビボル、この間のアンディ・クルスなど。 

僕のスタイルは足を止めて強くスイングしたいのか、それとも動きながら軽く連打したいのかが分からない、どっちつかずの中途半端。

頭では中途半端は良くないと理解しつつもそれを感じられていなかった。
今回で強烈に痛みを伴う経験で頭に叩き込まれました。

デービスなのかロマなのか。爆発力なのか移動性となのか。
どちらが向いているのか。

この部分、技術的な一貫性についてもっと自分と向き合って結論しなければならないと痛感しました。

ただ、なんとなく実は答えは出ている気がするので、ファンのみなさんは次戦に期待してもらえればと思います。必ずより洗練させたスタイルでリングへ上がります。

判定で楽して勝ちたいという甘え

次に、見出しの甘さをこの2戦は神から突きつけられてきた気がします。

判定でも楽して勝てれば良いという甘さ。
ダメージを受けたくないという殴り合いというボクシングの本質から逃げ続けてきた甘さを神から突きつけられている気がします。

この甘さが相手へのプレッシャーを弱めている。心理戦で不利になった、試合を振り返りそう感じました。

もっと恐怖のボクシングを目指さなければならないと。

相手をノックアウトする、という欲求が、僕をさらに深い位置にあるボクシングの知識へアクセスさせてくれるだろうと予感しています。
ジャッジに依存しない、自分で勝利をもぎ取るボクシングを目指さなければ、さらなる向上はないだろうと感じました。

これも次の試合に期待してもらえればと思います。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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