主観と客観、二つの認識の話

よもやま話メンタル

人には同一の事柄について常に二つの認識があります。

例えば「金持ち」。
「すごい人なんだろう」と感じる反面、「どうせ悪いことしてんだろう」という認識もあります。

眼の前に「菓子」を出されたダイエット中の人。
「美味しそう…」と「いかん、太る」
の二つの認識。

綺麗な人に出会った時
「声をかけるしかない」と「いや待て、不審者だと思われる」
という二つの認識。

みなさんもそうだろうと思います。
フローを起す為には主観を先行させ、客観にはそれを追従させなければなりません。
客観が主観をおいていくと心の調和が取れなくなります。

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1.出された菓子を食べたいって本能の欲求は自然なものと認めて先行させる。
2.客観にその欲求の解消ができる方法を考えさせる。
これを繰り返します。

菓子が食べたいという前提を否定すると人の創造性は失われ、同時に心は壊れていき、どこかでその反動が起こります。それを繰り返すと自分で自分を責めつづけるという負の循環に陥り自己喪失します。

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食べたい欲求を解消する方法を客観(理性)へ要求すると、食べた後で走る、または菓子の代わりにガムを噛む、などの代替案を出してくれます。
欲求は解消する手段はあります。だから決して前提の欲求そのものを否定してはいけません。

主観「英語が話せるようになりたい!」
客観「留学は金がかかるからダメ!」
もし客観を優先して欲求を否定してしまうと自己喪失が起こり、不幸の無限ループへ突入してしまうので、ここでこらえて客観へ留学の代替案を要求します。
すると英会話教室に通うやSNSで外国人の友達募集する、など無限にアイデアを提案してくれます。客観は嫌な奴かと思いきや、実はめちゃくちゃ良い側面もあるんです。

10代後半の頃に、僕は英語を話せるようになりたいなーと思って、でも留学したいほどでもないなーってことで、馴染のあったスカイプを使って英語を教えてもらったり、時々当時のSNSの役割を果たした掲示板で遊んでくれる人を募集したりしてました。欲求に素直に従うこの経験はとてもいい財産になったと今は感じています。
今は外国人とのコミュニケーションで言葉が通じなくても不安はありません。身振り手振りと片言の英語でなんとかした経験があるからです。

ポイントは、素直に欲求に従って、その解消方法を客観に考えさせるって手順。客観が先行するといつまでも欲求不満を抱えたままになります。もしも僕が欲求(主観)を理性(客観)で押さえつけていたら。きっと、大人になってから英語を話せる友達に劣等感を抱くハメになったはず。

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欲求を実現する為の方法は無限にあるはずなんですが、客観が単独で暴走すると否定的な意見しか湧いてこないので行動が起こりません。
できない理由の創造なんて子供でもできますから、客観が先行すると必然的にそうなります。

まずは主観を先行させて、その実現方法を客観に考えさせる。こうやってスモールステップを繰り返せば、理想は引き寄せられて来るはずです。

客観が「ムリムリ」と言ってきたとしても「OKOK,できることからやっていこうぜ」となだめます。少しづつ主観と客観の調和し、本来の人の創造性が発揮されます。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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