抽象的なタイトルで少し分かりにくいかもしれません。
最近裏付けができるようになってきた僕の主観的な感覚の話。
本質的な話だと思います。
力の通り道
「ゲンコツロック」にも繋がっていきます。
脛骨
脛骨に関してはパワーポジションで紹介しているので深掘りはしません。
左図は右脚です。
脛骨は太く頑丈な骨で足首に被さるような形になっています。
この筋肉が体重を支えます。
日本人に多いと思うのは足がぐりッと外側へ広がり脛骨の隣の細い骨である腓骨に体重が乗る姿勢。
この姿勢が骨格化すると股関節に上半身が乗せられずバランスが安定しません。
細い腓骨を衝撃から守る必要があるため足首、ふくらはぎが異様に大きく、ポパイの腕のような形になります。
腓骨が筋肉で固めれて骨格化すると足関節の可動性が失われてしまうとしまうと考えています。アキレス腱はハムケツとも連動していますから、下半身の可動性にも影響するはずです。
また慣性モーメントも大きく力学的に重くなるので、運動には不利です。
外国人は脛が細くハムケツがでかいですよね。
あれは体重を骨格で支えていて脛に無駄な筋肉が付きにくいからです。
末端が軽く慣性モーメントが小さくなるので、力学的に足が軽く、速く動けるようになります。
フューリーの体重が脛骨を通って土踏まずに落ちているのが分かりますか。
骨格の外(腓骨)ではなく内側(脛骨)を力が通っていることが視覚で分かりますよね。
これはかなり強調されています。
イチローはO脚なのかもしれません。
フューリーのようなバランスになっていますね。
脚の運動量が骨盤を押し上げるような形になっています。
躍動感を画像から感じます。
橈骨
次に腕。
スポーツで腕をスイングするのが上手い人は肩甲骨の運動量を橈骨(腕の重心)に当てられるのではないかって仮説を立てています。
競技問わず一流選手のグリップは親指で握るような感じです。
テニスなどが苦手な人は小指と薬指で握っているんじゃないかと。
橈骨に肩甲骨の運動量を当てられないので、筋肉で引っ張るよな形に。
肘に負担がかかるので、野球肘のような故障の原因にもなっていると僕は考えています。
親指と人差し指で握るようなグリップです。
こんな風にバットを傾けられるのは、両親指と人差し指でバットを挟み込むようにグリップしているから。
この場合、肩甲骨の外転と上腕の内旋、手首の回内の回転力でバットを挟み込み重力をある程度打ち消すことができます。
肩甲骨が腕の重さから解放されて強く動かせます。
一方で薬指と人差し指で握るようなグリップだと脇が閉じて腕を内側へ捻りこむような回転力が生まれないので、バットを直立させ慣性モーメントを小さくすることでしか、重力に対抗できなくなります。
脇を開いて両腕でバットを挟み込むように支えています。
一度同じようにバットを親指と人差し指で握って見てください。
両腕をバット方向へ押し込むような下方向の回転力が生まれるはずです。
親指と人差し指でグリップすることで上腕の内旋、それに連動した肩甲骨の外転が引き起こされるからです。
大変そうに見えますが、腕が構造的にバットへ押し込まれているので、実際にはバットは軽くなっているはずです。
小指と薬指でグリップした場合、脇がしまってしまいます。この場合、バットを挟み込む回転力が生まれません。
肩や背中の筋肉でバットをぶら下げるような形になり、肩甲骨の可動性が犠牲になります。
やや肘が体幹から離れて脇が開いているのが分かりますか。
脇が開いて上腕が内旋、肩甲骨が外転が起こっています。
肩が前へ突き出していることからもそ分かりますね。
何気ない動作ですら前鋸筋が効いています。
人差し指と親指でグリップ。
親指と人差し指を握っているのが分かります。
そして手首の形は上記のバットやラケットの握り方と同じ。
GGGの手首の形はグラブの中ではこうなっているはず。
以上。
もっと厳密な説明はもう少し納得してからやります。
神経系
握り方が一流と三流では違うのではないかって仮説です。
ことなる神経系が働いていて、習慣的に活性化された神経が人によって違うはず。
尺骨神経が活性化されていると肩甲骨の力を腕へ伝えるのが難しくなります。
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