死を覚悟して走れるか

よもやま話プライベートメンタル

平仲ジムでは毎週一回合同でラントレを開始しました。
野木さん直伝のラントレに僕なりの味付けを加えています。

僕はラントレはフィジカルだけでなくメンタルのトレーニングであるとも考えています。

平仲ジムのプロで最も根性があるのは金城
彼が死を覚悟した自殺ランニングを見せてくれました。
彼はフィジカルだけでなくメンタルも強靱(狂人)です。

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サイヤ人方式

僕は心肺機能を鍛えるトレーニングでは疲労困憊まで追い込みます。
まあ、と言っても追い込むのは選手自身ですけどね。
本当の意味で僕が彼らを追い込むことはできません。
サボろうと思えばサボれるんです。

僕がやるのは彼らにトレーニングの意味を伝え、理解させ、トレーニングの先にある彼らの可能性を想像させることです。

人参ならぬ明るい未来を彼らの目の前にぶら下げて、馬車馬のごとく走らせます。

疲労困憊

疲労困憊というのは、寝転がっても座っても立っていても、仮にどんな姿勢を取っても辛い状態。感覚としてインフルエンザで最も熱が上がっている時のような倦怠感を覚える程度の疲労だと定義しています。
どんな姿勢をとっても辛い状態では人は理解不能な姿勢を取ったりします。
理解を超えた姿勢で休んでいる選手たちを見ると、失礼ながら結構笑えますよ。

心肺機能を鍛えるトレーニングでは疲労困憊を目指します。

疲労困憊まで達すると吐き気や耳鳴り、手先の痺れが起こり、本能がこの状態から早く逃げろと命令してきます。

最初の目的はこのラインへ到達すること。
そして、そこからが勝負が始まります。
試合でも必ず本能は「一緒にこの場から逃げよう」と説得してきます。

勝利の鉄則はこの説得に応じないことです。
逆に、我慢した先にある未来を本能に提示して、こちら側へ引き込むことができれば本能は持ち得る能力全て捧げて協力してくれます。
これは例えば話でもなんでもなく、事実です。

自分との対話

ラントレ中も本能は説得してきます。
「もうやめよう」と。
ここで説得を拒否して「この練習の先のさらに先にあるベルトを獲りに行く、お願いだから手を貸してくれ」と逆に説き伏せることができれば、本能は生存用に取っておいた予備の燃料タンクをこちらへ明け渡してくれます。
これこそがいわゆる火事場の馬鹿力です。

僕がラントレで一番やって欲しいのはもう一人の自分との対話です。
彼を味方につける方法を知って欲しいんです。
もう一人の自分と協力することが潜在能力を解放することだからです。

一度では上手くいきませんが、回数を重ねるごとに自分との対話が上手くなっていき、協力関係が強固になっていきます。
僕も最初はもう一人の自分の説得に応じてしまい、自分で自分の限界を決めていました。
でも野木トレをやる過程でそれを少しづつ克服できるようになっていきました。

金城の自殺ランニング

既述の金城はナチュラルに根性があり、限界ギリギリからさらに力を絞り出せます。

彼は来月日本のトップアマと6回戦で試合をします。

相手の吉田選手の試合を見て特徴を掴み計画を立てました。
時間はありませんが金城なら計画を遂行し勝利を掴み取れるはずです。

いや掴ませます。
7月14日、後楽園ホール以降、金城と試合が決定した選手は震えてください。

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この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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