ウェイトトレとスポーツは動作の原理が根本的に違う

トレーニング

ウェイトトレの弊害について記事にしました。

今回はその話をもう少しだけ深めて、スポーツとウェイトトレは動作の原理、理念自体が根本的に違うことを解説します。

スポーツはエネルギーの源泉をどこに求めるのかを知る。
とても大切なことです。
結論から言うと大雑把にスポーツは運動のエネルギーを身体外部にウェイトトレは内部に求めます。

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動作原理の違い

まずはウェイトトレーニングの動作がどこに力を求めるかを考えてみます。

ウェイトトレ

ウェイトトレが力を求める場所は身体内部です。
身体内部にあるエネルギー供給系から調達した化学エネルギー(ATP分解)により発生した力が源泉となります。
なので筋肉が大きければ大きいほど出力が大きくなります。

そして、エネルギーの調達先は局所的です。
特定の筋肉内部のエネルギーを利用します。

次にスポーツの動作の力の源泉を考えていきます。

スポーツ

スポーツはウェイトトレと違い身体外部にエネルギーの源泉を求めます。
重力による位置エネルギーと慣性のエネルギーです。

100mスプリント、ウェイトリフティング、ボクシングのハードパンチ。
同じような体格でも大きな差が生まれてしまうのはこのためです。
ウェイトトレのように筋肉のみからエネルギーを調達しようとすると力みがちでギクシャクとした弱々しく遅い動きになりますが、外部にそれを求めるとしなやかで爆発的な力強さや速さにつながります。

またスポーツは特定の筋肉ではなく、全身の筋肉からエネルギーを調達します。

イメージとしては内部のエネルギーに外部のエネルギーを合成して増幅させていくような感じです。

SSCトレもやろう

ウェイトトレで強い動きをするためには筋肉を大きくすることが正解です。

でもそれだけではスポーツ自体が上手くなりません。
SSCを使ったトレーニングも取り入れるようにしてください。

平仲ボクシングスクールでは基本的にSSCによるトレーニングをメインで行っています。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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