【ロング】僧帽筋と大胸筋の連動 打撃のベースは投擲動作【フック】

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投動作が人間の闘争のベース

どんな怪力の猛獣でも人間と同じような速さで物を投げることができません。

ゴリラが本気で投手を目指しても、骨格の構造上、少年野球の控えのピッチャーの足元にも及ばない程度が限界でしょう。

回りくどくなってしまいましたが、投擲こそが人間の闘争における基本動作となっているってことです。
狩猟においては石や槍を投げていたと考えられますが、メスの奪い合いなど人間のオス同士の闘争は投動作を使った石や棒での殴り合いだったと思います。
そして、動物のメスの奪い合いが命の奪い合いではないことを考慮すると、死に至るような石や棒での闘争は太古の自然ではまれだったと思います。
拳による闘争、おそらく投動作を応用した拳を振り回す打撃動作「フック」がメインだったはずです。

男性ホルモンであるテストステロンやそれに類似したホルモンが拳を大きくし、頭蓋骨の目のくぼみを深く、顎を大きく頑丈に、また僧帽筋に男性ホルモンの受容体が多い理由も投擲動作の重要性を示しているかもしれません。
フックによる闘争を前提とした身体の構造を男性ホルモンが形成します。
僧帽筋は目に見えやすいですが目に見えない腸腰筋や臀部も男性ホルモンの受容体が多いはずです。

ロングフックの重要性

投動作は歩行と違い誰にでもうまく行える動作ではありません。
現代では物を投げることはほとんどなく身につけるのが容易ではないためです。
歩行や走行と違うのは、人体には「投げる」という可能性だけを与えられているということです。
つまり練習しなければならないんです。

しかしこれまで述べてきたように僕たち人類はフックを強く打つ可能性を持っているんです。
他のパンチに比べてフックが強く打てるのもそういった理由だと思います。

フックを強く打つ技術を習得することでストレートやアッパー、ボディーブローが相乗効果により強化されます。
強いフックを警戒しないわけにはいかない相手は他のパンチへの守りが手薄になるからです。

フック以外のパンチが当たり始めると、今度はフックへの守りが手薄になります。
ここへきてようやく最強のパンチ、フックが当たるようになります。

まとめ

投動作をベースとしたフックを生かすことが勝利の戦略のカギ。
ストレートばかりにこだわってはいけない。

大胸筋上部、中部、下部で発揮する力の向きが一致することが打ち下ろしのパンチが強くなる一つの要因だと考えています。

脇を締めるというのも常に正しいか?ということはありません。

特に強いパンチ、ロングで打ちたい場合は。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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