脱力
これまで、運動理論編で脱力の重要性についてお話してきましたが、脱力というのは随意的運動により破壊されます。
力まず、なるべく不随意に競技動作を実践する必要があるんです。
そのためのコツが『8割意識』です。
いきなり全力で動こうとすると防衛本能により筋緊張を引き起こしてしまいます。
またこれは僕の体感なんですが、随意的な動きによる筋緊張は長引きます。
どういうことかと言うと、「こうやってこうやって動こう」といった意識的な動作とか、「ガードはここ!」みたいな意識を伴う動作の力みは継続しやすいんです。
僕の経験上、意識的な運動は最初は上手くいくんです。
ただ、繰り返していくうちに、それが癖になって必要のない場面でもガチガチに緊張してしまい、時間の経過と共に下手になっていくってことが頻繫に起こりました。
逆にあまり細部を意識しない不随意による動作は筋力の発揮の次の瞬間には弛緩を開始し力が抜けます。
伸張反射もそうですよね。
これは脊椎反射と随意的な運動の大きな違いだと僕は考えています。
「考えるな、感じろ」
まとめ
ダラダラ練習して、怠けているような選手の方が無駄な力が抜けて動きがキレているし、そんな選手の方が試合で力を出しきります。
怠け者に見えますが、ある意味では脱力する練習を必死にこなしているとも言えるんです。
「ダラダラするな!」で大切な才能を奪っていませんか?奪われあませんか?
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