潜在能力を解き放つ方法

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僕はずっと意識こそが僕自身だと考えていました。
だけどインナーゲームを読み色んな試みの元、それが間違いだということに気がつくことができました。
今回はその重大な発見を共有しておきます。

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二人の自分

ボクシングに限らず勝負事に熱中したことがある方、競争に熱中したことがある方なら自分の中にもう一人の自分がいることを知っていると思います。
色々な分野の多くの偉人やトップアスリートが『自分に勝つ』という表現をしているので、もう一人の自分がいることをなんとなく知っている方は多いと思います。
でも、本当に、そして明確に心の中にいるもう一人の自分の存在に気がついている、意識している方は少ないはずです。

もう一人の自分の分かりやすい例を挙げてみます。
朝起きた瞬間に葛藤がありますよね。
「早起きしなきゃ」
「もう少し寝ようよ」
こんなやり取りを心の中で経験したことがあると思います。

ボクシングなどの勝負事や会社の出世競争に熱中したことがある方なら、
「頑張った、今日はこの辺で」
「まだまだやれる、もうひと踏ん張り」
こんな自問自答の経験があるはずです。

このやり取りの相手こそがもう一人の自分です。
ここではもう一人の自分のことは「セルフ」と呼ぶことにします。
僕はセルフに気がついていませんでしが、ボクシングを続けながらセルフの存在に気がつくようになりました。

僕はついこの間まで、「僕」こそが意識の本体であり、もう一人の自分である「セルフ」は邪魔者であると考えていました。
その弱い自分を心から排除する為に様々な努力と工夫を重ねてきたんです。
でも、それが大きな間違いであることに気がつきました。

僕の本体は「セルフ」です。
「僕」はそのセルフの観察者に過ぎません。
僕はセルフの行動や感情を観察しているだけなんです。
意味が分からないと思いますので、少しそう思うようになった理由をお話します。

インナーゲームでは僕の顕在意識を「セルフ1」潜在意識を「セルフ2」と定義しています。
そして、「セルフ1」こそが緊張や不安の根源で、「セルフ2」の持っている潜在能力の解放を妨げていると言うのです。
セルフ1の目的はセルフ2の行動と感情を客観的に観察し記憶すること。
セルフ2のやることに口出ししてはいけないし、評価してはいけない、つまり「こうしなきゃいけない」とセルフ2に命令してはいけないんです。
「弱気になるな」と命令し心の端に押しこめていた僕の考え方と真逆で驚きました。
でも、読み進めていくうちに著者のガルウェイ氏の説得力のある言葉に引き込まれていったんです。
僕にとっても心当たりのある現象が確かにあったからです。
読み終わって僕は決意しました。
セルフ2を信用して彼に全てを任せてみよう』と。

自分自身への命令は厳禁

そのやり方はシンプルです。
「お願い」。
潜在意識であるセルフ2に顕在意識である僕、セルフ1がお願いをするんです。
僕はそれまで、「こうしよう、ああしよう」と無意識に自分に語りかけていました。
それを「こうしてほしい、ああしてほしい」に変えたんです。

驚く変化が起こりました。
頭の中にスッと入ってくるんです。
と同時にそれまで「こうしよう、ああしよう」と決意した瞬間に得体の知れないプレッシャー、ストレスを感じていたことに気がつきました。
ウォーミングアップでもお願いするんです。
「自由に動いて見せてくれ、俺は見てるだけ」と。
そうすると自然と力が抜けて股関節に乗るんです。
しかも、今までのどの瞬間よりがっちり股関節にハマる。
「こんな脚の角度で乗れたんだ…」そんな発見すらあったんです。

スパーリングの前にセルフ2にお願いをしました。
「好きなように動いて最高の力を見せてくれ」と。
そして、後は彼に任せて彼の見せる動きを観察するだけ。
後で動画を見なおすと、「こんな動きができたなんて…」そんな動きを自然にこなしていたんです。
緊張から解放され、明らかに動きが研ぎ澄まされている。

練習の帰り道、セルフ2に話しかけてみたんです。
「今日のスパーリングは良かったな」って。
そしたら聞いていた音楽に合わせて体を揺すっていたんです。
これまでも歩くときは力を抜こうと意識していましたが、その時より遥かに力を抜いて歩いているんです。
「力を抜こう(抜かなきゃ)」という意識がセルフ2への重圧となり緊張を引き起こしていたことに気がつきました。

僕はこの瞬間に確信しました。
自分自身だと感じていたものは「観察者」だったんです。
セルフ2を観察し、セルフ2の行動の理由を見つけるのが僕セルフ1の役目だったんです。

そしてその瞬間にある事実を思い出しました。
意識のずっと前に脳はその行動を決定しているという研究結果です。
つまりセルフ1、顕在意識は潜在意識のとった行動の理由を後から考える観察者だったんです。

この研究結果にその裏付けとなる実験結果が報告されています。

僕が雑念と呼んでいた感情は確かにセルフ2によるものです。
彼は常に不安なんです。
そんな彼に「こうしろ」なんて言ってはいけなかった。
「大丈夫、君にはできる、やってみてくれ」
こう言わなければならなかったんです。

僕は自分自身へ言い聞かせる言葉を変えました。
命令からお願いへ。
ガルウェイ氏の言葉を半信半疑でしたが、やってみて良かったと感じました。

まさか、僕自身が顕在意識こそが、本当の邪魔ものだたなんて。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
WBC世界同級34位
WBO-AP同級3位
角海老宝石ジム所属

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