もう一人の自分はいい奴かもしれない【インナーゲーム】

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心配性なだけ

ここからはもう一人の自分のことをインナーゲームの表現を借りて「セルフ(実際にはセルフ1とセルフ2)」と呼びます。
セルフは確かに臆病で心配性です。
セルフは常に何かを心配しています。
セルフには自信がないんです。
ただ、ガルウェイ氏はセルフが自分自身を信じ切った時、人間はその能力を限界まで引き出せると言うんです。
スポーツでは「ゾーン」とか、「異次元」とか「自分じゃない誰か」とか色んな表現法がありますが、あの精神状態のことです。
僕はまだ体験したことのない「ゾーン」と呼ばれる精神の集中状態で、その状態を作り出すカギはセルフが持っているようなんです。

ゾーンはつまり、セルフが未来への不安や過去の後悔から解放され自分自身を完全に信じ切った状態、「今」に想いがある状態だとガルウェイ氏は言います。

セルフは決して弱いだけの、僕の邪魔をしてくるだけの存在ではなく、僕の力を限界まで引き出してくれる側面を持っているんです。
確かに、言われてみれば僕が苦しい時にセルフが囁いてくる言葉は「もうやめよう?」だけではありませんでした。
「もう少し頑張れるよ」そう励ましてくれたこともあったんです。

秘められた力を解き放つ

セルフの不安を解消する方法はガルウェイ氏曰く、『お願い』。
例えばミスをするたびに自分に言い聞かせる言葉ってありますよね。
「ここはこうだろ!」とか「もっと手首を返せ!」「骨盤の回転が弱い」とか。
これらは実はセルフへの命令なんです。

こんな時はセルフの自信は失われて行き、本来持っているはずの能力を発揮できなくなるんだそうです。

大切なのはセルフに『お願い』すること。
「大丈夫、君にならできる」とか「最高のショットを見せてくれ」とかです。

確かに僕もこんな風に自分に言い聞かせられた時は良い動きができるような気がするんです。
「俺の最高の力を見せてやろうぜ」と自分自身に言い聞かせるようにセルフに話しかけた時、肩の力がスッと抜けて自分自身への疑いも恐怖も、不安も解消される気がします。

セルフと仲良くする

僕は考え方を一変させることにしました。
セルフを心から締め出すのはやめて、むしろセルフに身を任せる。
僕はお願いするだけ、この作業に徹してみようと。

僕も「ゾーン」を体験してみたい。
「今」に集中ししか体験していない状態が最も集中できるとガルウェイ氏は言います。
瞑想でも未来への不安や過去から解放された瞬間、今を体験している瞬間を大切にしています。

明日の練習からセルフに全てを任せてやってみようと思います。
僕は身体の動き全てを支配しようとしていました。
でも、それに限界を感じ始めてもいたんです。
随意的(意識的)な運動と力みは切っても切り離せないからです。

とてもいい本、いい考え方に出会えました。

まとめ

いい本ってのは人格や未来を変えてくれますよね。
いい本を読んでいる時は未来が開ける直感というか、予感がします。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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