戦略 パッキャオの攻防一体システム 大腰筋ボクシング 左大腰筋の収縮ポジションで守備を担保しながら様子見。相手の隙をついて一気に右大腰筋の収縮ポジションへ移行し攻撃。 攻防を胸椎の側屈回旋で完結させるから、無駄な重心移動を抑制し転倒防止本能の反射的な力みを抑えられる、かつそれ... 2025.03.26 戦略技術選手分析
戦略 ロシアンフックの打ち方 その四 ダンベルを使う練習 構造的にロシアンフックは上腕の内旋、すなわち肩甲骨の外転前傾外転が必要条件であると考えられます。 さらに言及するなら強い股関節ロックも。 強力な股関節と肩甲骨のロックは、あくまでも「本格的にナックルを当てる手打ちロシアン... 2025.03.22 戦略技術
戦略 戦略⇒敵の資源を分散させる 所謂「ストレート」を信仰することには価値がない、と下の動画で主張しました。それをするのは幼児性に駆動された思考停止のバカだけです。 コミーは正面を腕の守りで固めています。ロマはすかさず側頭部をフック。 それがコンビネーションであり、戦略であ... 2025.03.11 戦略技術
戦略 システマチックなボクシングを考える その三 釣り ヒトの生理的な反応速度から演繹的に考えるなら、ボクサーはパンチそのものを視認して避けていません。 パンチが来そうな雰囲気を避けています。 派手な技はそれ自体の華やかさに目を奪われてしまいますが、あなたがボクサーであるなら、着目すべきそ... 2025.03.08 戦略技術
戦略 技が起こるか過程に着目する ロマステップが起こるまでの"僕の目に映る秩序"を視覚化しました。 秩序を探す ロマに限らず、一流の技術体系には秩序だった美しさがあります。勝つべくして勝つ。論理的必然。 僕はボクシングを秩序だった一つのシステムとして考えます。 技術やスタイ... 2025.03.05 戦略技術運動理論選手分析
戦略 蟻地獄視点のフック フックを考える 「蟻地獄」は、逃れようとするほどに足場が崩れてしまう戦略的な構造を指しています。 分かりやすいのはロマ、GGG、カネロのシステム。 上の動画はロマの戦略を単純化、視覚化したものです。一言で言うなら高度な後出しじゃんけん。 後... 2025.03.04 戦略技術選手分析
戦略 フックを考える 認知の歪み まずは僕が常々主張している認知の歪みの話から。 「ヒト(自分)は現実を正しく見られない」と自分自身を批判的に戒めること、また、社会にある既存の枠組みが間違えていることがある、と全てを疑うことが常に思考の起点です。 さて、僕もそう... 2025.02.28 戦略技術
トレーニング 体は言葉で動かない 体は言葉では動きません。言葉の通じない小学生とのコミュニケーションか、あるいは始めて自動車か自転車のハンドルを握ったのを思い出してださい。 小さな子供には言葉では伝えられません。 言葉で説明しながらの運転か、ないしは助手席にごちゃごちゃうる... 2025.02.12 トレーニング初心者向け戦略技術
初心者向け チェスゲーム視点 チェスゲームは、分解すると色んな解釈ができると考えられますが、その中で具体性が高く最もそれが分かりやすいのがコンビネーションだと思います。 駆け引きは一言で言うなら「相手の資源を分散させる戦略(≒物語)」です。 この視点でなら、ジャブはジャ... 2025.02.04 初心者向け戦略技術選手分析
戦略 リングを切る カットオフザリング カットオフザリングには技術的に見るのなら、複数の技術が複合した概念であると思います。なので、「これがカットオフザリング(リングを小さくする)だ」と、単一の技術で語ることはできません。 それを踏まえた上で以下は読み進めてく... 2025.02.01 戦略技術
トレーニング システマチックなボクシングを考える その二 システム化 理路整然としたボクシングを考える試み。 「強さとはこう」ならば「こうすれば強くなれる」と手順が用意され、ある程度の競技力の向上が保証されているなら、新規参入は容易になります。その規模を必然的に大きくできます。 下の動画は、カネロ... 2025.01.23 トレーニング戦略選手分析
戦略 守備を担保した攻撃 ロマのダブルジャブ ロマやメイウェザー、GGGのような一流の打法と、日本で普遍的に受け入れられているボクシング論との差に違和感を覚えたのが僕の探求の始りなので、この理屈を思い出すと、ボクシングを始めた頃の気持ちを思い出して懐かしく感じます。... 2025.01.22 戦略技術選手分析