腸腰筋と内転筋の話

運動理論

下の記事の続きです。

何が原因で骨で床を踏めないかを考えます。

結論から言えば腸腰筋の役割が大きいと思います。O脚などの足の歪みも。

腸腰筋が強く収縮すると右のような骨格になります。ケツが持ち上げられてハムストリングスと大殿筋に張力が。

この時に内転筋も一緒に引っ張られます。

腸腰筋にケツが持ち上げられて内転筋に張力がかかり大腿骨が内旋。

腸腰筋の収縮は構造的な連鎖反応により青の矢印の力に変換されます。

逆に腸腰筋が弱いとケツが下がって大腿骨を持ち上げられると、逆の連鎖反応が股を広げるので、それは青矢印の力に変換されます。

この力は膝を外側へ開く力になるので、その帳尻を合わせるように脛も外側へ(O脚)。

内転筋が弱いからって可能性もありますが。主体になるのは腸腰筋じゃないかと。

腸腰筋が弱いとかで極端なO脚だと脛骨で床を踏みにくくなるので、連鎖反応の代償として前腿とふくらはぎが発達するイメージが湧きます。

黒人の脚が細いのは逆の連鎖反応が起こるから(長濱説)。

長濱陸Tシャツ

お求めはこちらから

お問い合わせはこちら

パーソナルトレーニングやグループトレーニング、セミナーや取材、YouTubeコラボなどのご依頼はこちらからよろしくお願いします。

トレーニングの依頼などはこちらから

スポンサーリンク
Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

股関節おじさんをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
股関節おじさんをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました