長濱式ロングフックと社会を埋め尽くす弱者の非合理な認識

よもやま話技術運動理論

今週はパラエストラ天満長濱クラスで肩甲骨ロックによるパンチを練習しました。

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筋力を向上させて肩甲骨ロック(意識しない)が自然に強くなると、肩関節の可動性は低下します。

強いゴムが伸張しにくいのと同じです。SSCが強力になる反面、一般的に共有されているパンチの打法ではフックやアッパーカットが打てなくなります。

そうなってしまうのは、一般化されボクシングジムで共有されてしまっている主張が全て、弱者のそれだからです。

以下は弱者の論理=常識=ガラクタに付き合うべきではないという主張を行います。

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常識は弱者の認識

一般的に共有される価値観や世界観は弱者のそれなので、それに付き合えば付き合うほど負の自己強化循環が起こり、システムは弱体化していきます。

肩甲骨が強くロックされた状態でフックやアッパーカットを打つためには脇腹の収縮が要求されます。僕が観察した限りだとベテルビエフやロイ・ジョーンズ、タイソンにはその特徴が顕著に表れています。

しかし残念なことにエリート中のエリートであるが故に彼らの技術とその認識の理解者はほとんどいないだろうと考えられます。
つまり、彼らの真理は世界には共有されずに消えていくということです。

この論理は知能に当てはめると分かりやすいと思います。

哲学者や数学者の導いた真理は一部のエリートに理解され共有されるのみで庶民の生活には浸透していません。論理的な厳密さは現実における強力な武器となるにも関わらずです。
IQの統計をみる限りでは、一部のエリートの主張そのものを理解できる人口に限りがあるのだろうと予想できます。
僕たちは低度の認識が生み出した劣化した現実を見せられているんです。

一部のエリートには看過できないできない甚だしい非合理で社会は満ちあふれているはずです。

それと全く同じ論理で、ボクシングジムはエリートにとっての非合理で埋め尽くされているだろうと僕は予想しています。
平均的な身体能力で劣る人種の中ですら低い能力しか持たない日本のボクシングジムで共有されている価値観には、合理的な主張は何一つも無いだろうと思い始めています。

脇腹を収縮させることに関してはこの動画を。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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