ボクシングのモラルハザード

よもやま話

日米で、もしかすると世界中で体重超過が頻発し問題化してます。
選手の立場からすると本当はもっと問題視されるべきだと感じます。
僕も計量の当日に契約体重の変更を要求されたことがあります。キャリアと生活を賭けているので選手の立場で「嫌です」とは言えません。
やるしかないです。

制度として管理してくれないと今のようになります。アメリカでの体重超過の頻発は間違いなくモラルハザードでしょう。日本も歯止めをかけないとその内に似たようなことが起こるはずです。

「ペナルティとして罰金を払ってでも体重超過した方が長期的には得」
と選手が認識し始めると秩序が失われます。

アメリカはドーピングですらそれが横行していますよね。真面目にルールを守る方が損をする社会にしてしまうと、その内に目茶苦茶する奴が出始めてインチキ合戦になります。で、「付き合いきれない」という人達が続出して終わると。

「平等を期する為に事前に合意された規則は守りましょう」
というだけです。無理なら合意しなければ良いのです。

そもそもインチキした方が勝っても盛り上がりに欠けます。後味が悪い。

日米で体重超過が頻発し始めているのを見ると、つまりルールを守る方が損をするような社会になってきている事実を確認すると、世も末なんだなと感じます。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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