∨,∧と⊥,Tの関係。
の矛盾と恒真式の定理
恒偽式(矛盾)と恒真式の定理の証明。
A⇔A∨⊥
∨と⊥の関係。
1.[A∨⊥](仮定)
2.A(仮定)
3.A(同語反復)
4.A→A(→導入)
5.[⊥](仮定)
6.A(矛盾除去)
7.⊥→A(→導入)
8.A(∨除去)
9.A∨⊥→A(→導入)
1.[A](仮定)
2.A∨⊥(∨導入)
3.A→A∨⊥(→導入)
A⇔A∨⊥が証明できました。
A∨T⇔T
Tと∨の関係について。
1.[T](仮定)
2.T∨A(∨導入)
3.T→T∨A(→導入)
1.[A∨T](仮定)
2.[A](仮定)
3.A∨¬A
4.T(排中律)
5.A→T(→導入)
6.[T](仮定)
7.T(同語反復)
8.T→T(→導入)
9.T(∨除去)
10.A∨T→T(→導入)
A⇔A∧T
∧とTの関係。
1.[A∧T](仮定)
2.A(∧除去)
3.A∧T→A(→導入)
1.[A](仮定)
2.A∨¬A(∨導入)
3.T(排中律)
4.A∧T(∧導入)
5.A→A∧T(→導入)
A∧⊥⇔⊥
∧と⊥の関係。
1.[A∧⊥](仮定)
2.⊥(∧除去)
3.A∧⊥→⊥(→導入)
1.[⊥](仮定)
2.A∧⊥(矛盾除去)
3.⊥→A∧⊥(→導入)
任意の解釈のもとで、論理式
WIIS
と恒真式
(A∨¬A)⇔T
の値は一致するため、
という関係が成り立ちます。これを排中律(law of excluded middle)と呼びます。
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