拳の握り方

技術運動理論
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拳の握り方

簡単に拳の握り方を共有します。
どう握るのかで背中の緊張が変わってくるので、超重要。
ここをミスしたまま強く腕を振ろうとすると肘の腱や背中や肩の弱いインナーマッスルに負担がかかるので、怪我に繋ると思われます。
野球肘とかテニス肘なんかにも繋がってるんじゃないかなと。

まずは僕の統計上で最も多く、また身体能力の制約に繋る握り方から。

尺骨神経タイプ

左のように小指、薬指で握ります。
こうやっ握るとゲンコツを当てれませんし、前鋸筋を聞かせたパンチが打てません。
テニス、野球もスイングが弱い人はこの握り(小指と薬指で把握)になっていると思います。

この握りにしてみてください。
背中まで緊張するのが実感できるはず。
この緊張が肩甲骨の動きを抑制しパンチのキレと伸びを奪います。
おそらく尺骨神経の経路が関係しています。
この神経系が優位になっている場合、腕を強く振ろうとしただけで連動して背中まで緊張して力が入ってしまい、全身の強調を損ねます。

長岡は分かりやすくこのタイプなので、彼にはピンポン玉程度の大きさの物体を親指と人差し指で握ってるシャドーをさせています。

橈骨、正中神経タイプ

長濱拳法の握り、というこ僕の統計上ですがチャンピオンかまたはそれに準ずる選手の握りは左のようになっています。
これで握れば背中の緊張は解けるはず。
やってみてください。背中のは緊張が解けるのは神経系が異なることが関係していると考えています。

幼少期に親指、人差し指優位のきっかけを掴むと経路依存性によってその方向が強化されます。当然遺伝的にその方向にアクセルが元々かかっていたとかもあると思いますが、偶然そうなった可能性も捨てきれないと思います。

もし尺骨神経が優位であるなら、橈骨神経、正中神経優位に変える為に習慣を見直してみてください。

親指、人差し指で握る癖がないとゲンコツできません。

スイングが変わる原因については多少の説明はできますが、まだ納得できる段階ではないので考察していきます。納得できたら共有します。

親指で握ると以下のようなフォーム日なるはず

脇が開いて肘が上がる

試しにやってみてください。
肩甲骨が雑巾を絞り込むように、内側へ腕を巻き込んで行くはずです。

陸上競技の選手の手がチョップになる理由。力を出すと橈骨神経が活性化される。

腕をスイングするスポーツのエリートの特徴だと思います。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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