”あえて”上手くやろうとしない 勝負におけるマインドセットは「開き直り」

メンタル
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井岡一翔 vs. ドニー・ニエテスから学ぶ!

達人二人の技巧は勉強になりますね。
中でも僕は二人のいい感じの脱力感、開き直り感が勉強になりました。

ボルトの言葉にこんなものがあります。
「速く走る為には、速く走ろうとしないことだ」
矛盾しているようでいて、本質を鋭く突いた言葉だと思います。

防衛本能の力み

人体には防衛本能が備わっていて、それは「予備緊張」と呼ばれます。
例えば走る時、接地の瞬間に力を入れる意識はありませんよね。
でもしっかりと脚は地面を弾いて体を推進してくれます。

これは予備緊張という信じがたい精度で筋肉を緊張させる防衛本能が人体には備わっているからです。
もしもこの反射が無かったら、接地の瞬間に関節はぐしゃりと折れて皮膚はズタズタ、下手をすると頭部を強打して死にます。

この反射は走る以外でも働いていて、当然歩くときもそうだし腕をスイングするときも起こります。
もしも腕を強くスイングする時に予備緊張が起こらなければ、腕の慣性力により肘が破壊されます。

ボクサーを含めてアスリートはこのこの仕組みと上手く付き合う必要があります。
何故なら予備緊張が強すぎると、筋肉が進行方向とは逆向きに関節を引っ張るからです。
発生させた推進力に干渉されて、力が弱くなってしまいます。

加えて例えばパンチなら腕に体が引っ張られてバランスを崩してしまい、それが動きの連続性を損なわせてしまいます。
実は運動において一生懸命さって危うかったりするんですよね。

全力出そうとすると防衛本能は強力な緊張を起こそうとします。
大きな力を発揮するってことはそれだけ体に負担がかかるからです。
力みを指摘される頻度が多かったりする方は一度「ダラダラ、8割でいいや」って思いながらやってみてください。何かヒントがあるはずです。

僕は一生懸命やるなって言っているのではありませんよ。
その危うさを知らなければならないって意味で言っています。

ガードを上げ続けるのもいいことばかりではありません。
短所にも目を向けないと、気が付いたら競技力が死んでしまいます。

ボクシングに限らず、人間関係、仕事など一面的な見方は常に危険を孕みますよね。

一生懸命やるもそうです。
確かにエネルギーは大きい。
だけど、それだけだと空回りしてしまいます。

仕事も恋愛も力を抜いたほうがむしろうまくいくような気がしませんか?
僕はそう思います。
「あえて上手くやろうとしない」
これが自責の念から自らを解放し、100%を引き出してくれる魔法の呪文です。

深めていくと似てるなってことが多いです。

脳と宇宙のネットワーク構造の類似性です。
インターネットも路線図も木の根っこも、貧富もこの構造をしています。
僕はボクシングの技術体系も物理的には見ることができれば、左図と全く同じ構造をしていると考えてるんです。

実は物事の本質って似通っています。
情報交換という同じ論理が働くからです。
何故世界がこの形になるのかの仮説を立てると、それを利用してより強固なネットワークを作ることができます。

ネットワークの長濱説については以下の記事を参照ください。

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この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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