身体を大きく動かせるという才能

よもやま話

才能とは何か、僕の考えをお話します。
色々な考え方があると思います。
今回はボクシングを教える過程で実際に体験したことを元にお話していきます。

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本丸は骨盤前傾

才能の正体の一つ。
「骨盤前傾と背骨の湾曲」。
まずはこれです。
骨盤前傾の利点については運動理論カテゴリーを見てもらえれば理解していただけると思います。
骨盤前傾による股関節の能力の向上骨格で立てることによる脱力股関節と肩甲骨の動きが連動することによる末端の操作性の向上。

そしてこれらの相互作用による身体能力の飛躍。
これが才能の本丸だと僕は考えています。

そして次に全身が使えること。

全身を使えるという才能

これは競技者の能力としての部分と指導者の考え方、能力が影響します。

まずは個人の能力からお話します。

経験による天才的能力の習得

子供の頃に、特に小学生の低学年の頃の「遊び」による運動経験が大きく影響していると思います。
なぜ遊びなのかと言うと、後述するように日本の指導はまずは「型」にはめるからです。

型にはめられると小さく動きを作り始めてしまいます
小さく動きを作ると全身のエネルギーの最大の貯蔵庫である体幹や股関節を利用せず、末端である腕や脚で動き出しを作ってしまいます。

腕や膝で動き出しを作ると大したエネルギーへ調達できないので弱々しく遅い動きになってしまいます。

しかし大人が邪魔をしない遊びであれば何の制約もありません。
子供は学習の達人です。
遊びながらその学習能力を遺憾なく発揮します。
遊びの中から、偶然に体幹や股関節を動員できる姿勢を発見します。

そしてその感覚を深めて行きます。
大人がごちゃごちゃ教えると混乱しておかしくなります。

才能を殺す教え方

指導者が才能を奪う可能性についてです。

指導の仕方で、始めにガードの位置といった細部から組み立てようとすると体幹や股関節の巨大かつ身体を推進する筋群を運動に動員できないため、弱々しく遅い動きになります

そうなると運動におけるエネルギー不足を解消するために本来必要のない動作でエネルギーを補おうとしてしまうので動きがギクシャクしてぎこちないものになってしまいます。
個人の動きを少し見れば体幹や股関節が使えているのかどうかはすぐに判断できます。

指導者の知識不足や考え方によって個人の才能が奪われていることは間違いなく、そして高確率で起こっていると僕は考えています。
そんな風に教えられている場合は注意してください。

スポーツは修行じゃない

ボクシングはスポーツであり娯楽ですが、楽しさよりもどちらかというと修行という側面が強く、規律を守り伝統的な手順を踏むことが重視されます。

未だ発想そのものが軍隊教育や単純労働者の量産工場という側面から抜け出せていないのだと僕は思います。

ガードの位置を気にして何時間も浪費するくらいなら、全身全霊のバッグラッシュを3ラウンドやった方が強くなります。
サンドバッグを全力で打ち込んだ後の爽快感こそが練習のモチベーションであり、全身の筋力をを使えることこそが達人の第一歩です。

ストレート?

ガードの位置?

頭の位置?

ポジショニング?

ガードしないと危ない?

うるせえ!!!

まずはフックを叩きつけて轟音を響かせろ!

話は、それからだ!!!

次回は大きく動こうとすることが何故大切なのか、サイレントピリオドとと伸張反射の側面から具体的に僕の持論を解説します。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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