昨日に引き続き今日は岡田博喜選手とのスパーリング。
課題が浮き彫りになったスパーリングでした。
西尾トレーナーも言っているけど、人の悪いところはそう簡単には変わらん。
僕の悪いところはバランスの悪さです。
岡田選手のカウンターの左フックと右ストレートをギリギリ頭を回して外して、カウンターを打ち込んでいます。
最初の左フックのカウンターまではまだいいんですが、1発目の左フックでバランスが崩れて2発目のボディーのカウンターが遅れて狙いも外れました。
これが今日のスパーリングでは頻発。
他にもプレッシャーをかけるとバランスが崩壊していました。
正確にはじりじり半歩づつプレッシャーをかける分にはいいんですが、チャンスで一気に詰めようとした時に頻繁にバランスを崩しました。
今日は反省のためにその理由を考えていきます。
お互いにカウンターを狙っている
一つの要因としてはお互いにカウンターを狙っていたことが挙げられると思います。
なかなか向こうが手を出してこないので僕の方が先にしびれを切らせて飛び込みました。
しかしそこでのミスが深刻でした。
カウンターを狙っているのに自分から本腰入れて仕掛けるという矛盾。
プレッシャーをジリジリとかけながら、ジャブやフェイントで相手を脅かして手を出させるのがセオリーのはず。
当てたい気持ちがはやってとても雑に仕掛けていました。
本気の攻撃だから体重移動が大きくなり、制止するのに時間をとられて、カウンターが遅れる。
打てない、当たらないという事態が頻発していました。
横へ動きながら距離を取る相手にどうするか
今回は横へ動きながらカウンターを狙う相手の動きをどうやって止めるのかも課題として浮き彫りになりました。
最初の一発目を強振しない
最悪空振りでもいいからすぐに待機姿勢を作る(リロードと名付けて読んでいます)べきでした。
僕はパンチを打つ時は地面へ力を加えていくイメージがあって、そうすると姿勢が起き上がらず安定して強いパンチが打てます。
ただ、岡田選手は速い。
急ぐあまり動作が雑になってしまっていました。
既述のように一発目を当てようとするとどうしても前のめりになってしまい、次のリロードが遅れて連続して踏み込めません。
横へ動く岡田選手のリングをカットオフする為に右フックを打ち込みましたが、それを強振してしまったことも良くなかったと考えています。
強く当てなくても動きは止められたはず。
左右のストレートボディーが特にバランスを崩していまいた。
動きを止めるために、一発目を強く当てようとするから前のめりになってバランスが崩ていたと思います。
強く当てなくても足は止まるんだから、一発目は空振りさせてでもすぐにリロードする方へ頭を切り替えるべきでした。
やっぱりジャブ
今日はジャブも少なかった。
緩急や強弱、上下や相手のグローブを叩いたりと普段は色んな方法で攪乱してているのに、今日はあまりに雑でした。
雑になったら僕は負けです。
プレッシャーをかけるとバランスが崩れる
プレッシャーを強める場面もバランスが崩壊していました。
気が急いてパワーポジションを崩すからカウンターが打てない。
「相手にしかけさせて後の先を狙う」というプレッシャーをかけている目的が少しも達成できませんでした。
雑にならずジリジリプレッシャーをかけて、ジャブを突いてカウンターを狙うべきでした。
カウンターを打ちたいのに自分から仕掛けて、大きく自分の戦略を変えてしまうのは本末転倒ですね。
まとめ
プレッシャーをかけてジャブを当てて相手を慌てさせてカウンターを打ち込む。
今練習していることができなかった。
要因の一つは「強振しすぎ」「戦略を大きく変えすぎ」。
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