SSC

技術

【ロマチェンコ】体格差を克服する ボクシングの醍醐味【デービス】

先週末は面白い試合がありました。二つとも似たような構図の似たような内容と結果の試合。 大きなオーソドックス対小さなサウスポー。小さなサウスポーが大きなオーソドックスを喰う。 普通は体格の大きな選手が勝ちます。生物である以上、大きさは強さです...
トレーニング

脱力の感覚を知る 疲れ知らずの体を作る【筋ポンプ作用】

世界トップレベルの選手たちの疲れ知らずの体には毎回驚かされます。ロマチェンコもGGGも36分間延々手を出し続けても疲れることはありません。 当然ながらハードワークが下地となっていることは間違いがありません。しかし今回は「筋ポンプ作用」という...
トレーニング

スポーツの上手さは反動動作の上手さ【SSC】

反動動作は合理的な動作です。「やる、やらない」ではありません。やるんです。一択です。 考えなければならないのは、どうやるのか、どう鍛えるのかだけ。 デコピン 反動動作が分かりやすいのがデコピン。 デコピンは抽象化するとこんな構造になっていま...
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トレーニング

トレーニングは万能じゃない ウェイトトレの弊害

万能なトレーニングはありません。利点の裏に欠点があります。 分かりやすい例としてウェイトトレーニングをあげます。 ウェイトトレーニングの弊害 筋力は筋肉の断面積に比例します。 直感的にご理解いただけると思いますが、筋肉はデカければデカいほど...
よもやま話

パンチで腕を引く意識するなあ!!!

パンチで腕を引けって教えられますが、引くの意識したらダメです。パンチの伸びとキレを奪う最悪の意識です。 腕を引く意識 一流選手ってどんな風にパンチ打っているか見ていきます。 パッキャオ 基本的に空振りした後は落下しながら弧を描くように腕が戻...
よもやま話

「ガード上げる」「大振りしない」「顎が上げない」 本当に大切なことはそこじゃないんじゃないんだぜ

パッキャオ、タイソン、メイウェザー、ジョーンズ。 成功どころかボクシング史上でも屈指の実績とパフォーマンスの選手達です。 ジムで教えられる基本の枠から離れた動き。 パッキャオの動きなんて足も手もバラバラ。めっちゃくちゃもいいとこ。 メイウェ...
よもやま話

【サイレントピリオド】不随意による自然な運動【骨格立ち】

具体的な例としてカネロ・アルバレスを例とします。「サイレントピリオド」「SSC」「運動連鎖」「骨格立ち」を理解している必要があるので、未読の方はリンクから一読お願いします。 これらは僕が思いついた合理的な運動の長濱説です。アカデミックな証明...
運動理論

【ブレーキ効果】前足の向き【大殿筋】

YouTubeで質問があったのでその質問に対する僕の考えを述べていきます。 前足の向きに関する質問です。「前足ってどこ向けばいいの?」 この足はどこを向くべきか?みたいな話です。結論から言うと前ではなく斜め前を向くべきです。その理由を解説し...
運動理論

【骨盤】ゲンナディ・ゴロフキンの強さに迫る PART6【肩甲骨】

これまで下半身の使い方に注目してきましたが、今度は上半身について見ていきます。と言っても掘り進めて行けば結局は下半身(股関節)の動きへと繋がっていくんですが。当たり前と言えば当たり前の話ですね。下半身と上半身は繋がっています。もっと言えば全...
運動理論

【トップファイターは】ゲンナディ・ゴロフキンの強さに迫る PART 3【なぜ棒立ちになる?】

今回はゴロフキン選手のジャブを例として下半身の使い方を解説します。かなり前置きが長くなりますが、今回はジャブだけでなくボクシングや運動の本質的な部分を記述していこうと思います。 長くなってしまうので先に結論から言うとゴロフキン選手はハムスト...
運動理論

マイケル・ジョーダンの跳躍から学ぶ身体操作

僕はボクシングに限らず色んなスポーツをすることと見ることが好きです。時々ボクシングに生かせる発見があります。 僕の父親はバスケットボールの国体出場選手だったので、よくバスケットボールの話をしていました。スポーツの駆け引きについても教えてもら...
選手分析

【アハ体験ジャブ】ゲンナディ・ゴロフキンの強さに迫る【SSCフック】

ゴロフキン選手は僕がボクシングを始めるようになった時にミドル級でもPFPでも最強と敵なしの最強だと言われていて、その強さに僕は魅了されました。僕はゴロフキン選手の強さを研究してボクシングにおいて何が重要なのかをほんの少しだけ理解することがで...