選手分析

選手分析

35歳、日本史上最年長王座奪取なるか

井岡一翔 vs. 福永亮次 僕がいたジムの先輩が世界挑戦します。相手は4階級制覇のチャンピオン。 角海老陣営も感じているとは思います。亮次さんの不利は否めません。 経験が違う 一番の違いはやっぱり経験だと思います。 アマを通した実践経験、身...
選手分析

”手打ちだから”強い アルツール・ベテルビエフ

ボクシングについてほとんど何も知らない頃、「コンスタンチン・チューは手打ちなのに強い」と言われていたことを思い出します。何もしらなかったから特別な何かをチューが持っているのだと思っていました。しかし今とななれば「手打ちなのに」は大きな間違い...
選手分析

ドネアの眼光とロマのジェスチャー

ボクシングの根底はコミュニケーションだと僕は考えています。ポイントを取り合うゲームではありません。相手の心を支配するゲームです。これを理解していないと失敗します。 ボクシングはコミュニケーション ドネアの眼光 ドネアに限らず一流選手には当た...
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メンタル

「経験」と呼ばれる巨大な強さの源泉

ドネアとロマの試合がありました。ドネアもロマも強すぎる。その一つに「脱力」というキーワードが挙げられます。なぜ脱力が大切なのか?の前に脱力を生み出す背景を考察していきます。 この投稿をInstagramで見る 陸長濱(@r.npugilis...
メンタル

ポーターとクロフォードのコミュニケーションに刮目せよ!!!

クロフォードの試合の試合を通して見返していると強く感じました。彼はコミュ力高いです。コミュニケーションによる主導権争い、心理戦が超上手い。 ボクシングはコミュニケーションだ! vsエギディユス・エギディウス・カバラウスカス この試合のクロフ...
選手分析

【ケツへの乗り込み】クロフォード左右の違い【Kスタンス】

クロフォードのスタンスの違いを解説してみます。ナチュラルに違うのか意図的に変えているのかは分かりませんが、違います。 クロフォード左右のスタンスの特徴 オーソドックス オーソドックススタンスでは真ん中から前(左)寄りの位置を好みます。 相手...
プライベート

指導の一部を紹介 問題を掘り下げて因果関係を明らかにする

問題の表面からアプローチするなって再三このブログで書いていますが、その哲学に基づいた指導の一辺をご紹介します。 原因を掘り下げていく 長岡のツイートに僕が返信する形で話が進んでいきます。ツイート内容は僕の思考の過程なので良ければご覧ください...
技術

掴んで動く ロマゴンとデレフヤンチェンコのアングル

掴んで打つというのは日本ではあまり教えない気がしますが、といか世界的に教えてはいないのかもしれませんが、大切な技術です。厳密には禁止なんですけどね、でも暗黙の了解となっています。この間のシャクール・スティーブンソン、カネロvsプラントでも激...
技術

これぞ一流の戦い! カネロ vs プラント

Twitterでは面白くないって声もありましたけど、僕にとってはハイレベルで満足のいく試合でした。お互いに相手の攻撃に対してカウンターを返し合う。1発でパンチの交換が終わらず2回、3回とラリーしてました。 今回は試合を見て特筆すべきことだけ...
技術

GGG打法の変化とキャリア後期と魔法の拳

GGGの生理的な強さの秘密に関しては運動理論カテゴリーで腸腰筋強化による骨盤前傾のポテンシャルを考察する際に解説しました。 僕がサッカーが好きだった頃に好きだった選手、アリエン・ロッベン。 当時世界最速のサッカー選手と評価されていました。 ...
選手分析

【芸術】マイキー・ガルシアの切れ味抜群なボクシング【作品】

ロマは例えるなら精密機械、訓練されたボクシング。デービスを例えるなら猛獣、野生のボクシング。マイキーは例えるなら芸術です。一つ一つの技術が鋭利に研がれています。 GGG研究の次は大好きなマイキー研究でもしようかな。 マイキーの凄さをまとめて...
選手分析

打っても打たれても強く、ハグラーのように

どっからどう見てもやばいファイターです。打って強いって選手は沢山いると思います。でも打たれても強い、そんな選手は稀です。 最近だとゴロフキン、カネロ。 打たれても威厳がある 恐いですこの試合。ハグラーにはハーンズの強烈なパンチが何度もクリー...