技術 ワンツーの打ち方 股関節を開いて推進 GGGが分かりやすいですが、股関節の開閉で体を推進すると、体の上下動が少ない滑るような動きになります。 ピョンピョンは上へ弾むようなイメージですが、踏み込みはむしろバレロのように沈み込むような動作です、 ヒト(動物)が、... 2025.06.16 技術運動理論選手分析
技術 テレンス・クロフォードのアッパーカット 拳向き 上のクロフォードや下のタイソンを見てもらえれば分かる通り、アッバーを打つ時の初動は親指が上です。包丁を持つ時のように拳は構えます。 掌を上にしているように見えますが、あくまでも胸椎の側屈がそう見せているだけです。胸椎を側屈させて上へ... 2025.06.06 技術選手分析
技術 クロフォードのチェックフック 破壊力があり、かつ動きながら打てる。 まさに攻防一体。チェックフックはクロフォードの強力な武器です。 今回の記事も結論はいつもと同じです。 「強い腸腰筋の表出がこのフックである」。 大腰筋が強い程、つまり、胸椎の側屈が強調される程、のけ反り... 2025.06.05 技術選手分析
トレーニング パンチの打ち分け 側頭部フック ロングレンジからフックで側頭部を狙おうとすると、必然的にそこを擦るような軌道になります。 この場合の動作はストレートやジャブと類似するので、必然的にそれらと同様の予備動作が起こります。 すなわち、相手のフックとストレートの区別... 2025.06.04 トレーニング戦略技術選手分析
試合予想 クロフォードの立ち方 クロフォードのような姿勢は一流は当たり前ですが、日本人ボクサーでこれができるのは少数派です。 老人のように体が曲がっています。 赤ちゃんのようとも言える。 このブログや僕のYouTubeへ辿り着いたきっかけが、一流と普通のボクサーの立ち方の... 2025.06.02 試合予想選手分析
技術 エドウィン・バレロの右フック 偶有性 強いサウスポーはバレロと同様のフックを打つ傾向があります。 それはオーソドックスと戦う場合に有効な打法で、故に強い淘汰圧が加えられて収斂するのだと考えられます。 収斂とは、哺乳類のコウモリと鳥類のハト、昆虫の蝶が、あるいは魚類のサメ... 2025.05.25 技術選手分析
技術 エドウィン・バレロの投擲パンチ 投擲パンチ バレロのパンチはコンパクトだが強い。 その理由を考えます。 バレロのパンの印象は、はベテルビエフやコスタヤ・ズー、ロイ・ジョーンズなどから受けるそれと非常に似ていると感じます。所謂ロシアンスタイルと言う方が伝わるか。 ピッチャー... 2025.05.23 技術選手分析
運動理論 エドウィン・バレロのボクシングシステム バレロシステム カネロやメイウェザーなど、バレロと同様の型は一流には共通して見られます。むしろこれ以外の型は見たことがない、と言った方が良いかもしれません。 日本人の後楽園ホールレベルで彼らの型と遭遇するのは稀です。 あなたはメイウェザーや... 2025.05.21 運動理論選手分析
技術 前重心の文脈 上の動画は所謂「前重心」の文脈。 それは攻撃の為ではなく守備の為。 ファイタースタイルを成立させる為にはディフェンスの能力と前進能力が要求される。人体の制約とボクシングのルールを考慮すると、チャベスのように、ファイタースタイルには相手のパン... 2025.04.27 技術選手分析
技術 大腰筋パンチによるガードの無力化 大腰筋パンチと股関節ロック 上の記事の続き。 股関節ロックと大腰筋パンチの関係について考えていきます。 大腰筋右ストレート 下の動画は右ストレートがガードを無力化しています。 パンチで大腰筋の収縮が起こらない場合は、井上尚弥やワイルダー、ク... 2025.04.11 技術選手分析
技術 股関節ロックとコンビネーション 井上尚弥のコンビネーションを考えます。 コンビネーション 上の記事で股関節ロックと大腰筋パンチによるエネルギー交換の話はしています。 マイク・タイソンのパンチも同様に解釈できます。 大腰筋パンチの体重移動 パラエストラ天満のショート動画で説... 2025.04.10 技術選手分析
技術 踏み込みやサークリングにおける股関節の動き パラエストラ天満での練習をカネロやアリのフットワークは補足してくれます。 このフットワークが絶対ではありません。あくまでもこれを規定している実体を知り、身につけることが大切です。 すなわち、彼らがそうなってしまう理由をなんとなく感じられるよ... 2025.04.09 技術選手分析