背屈ロックとガード

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背屈ロックとガード

正面からガードを見た時の形が「Ⅱ」と「八」となる場合について考えます。

根本的には前鋸筋小胸筋の強さが導いていると考えられますが、手首の形も影響すると考えられます。

背屈

背屈した場合に腕に加えられる回転力は上の青矢印。腕の重心が背屈方向へ移動するので、重力は肘を内側へ巻き込む力へ変換されます。

前腕屈筋群に伸張されて肘が持ち上げられます。

以上より、正面から見ると「Ⅱ」になります。

掌屈

次は掌屈の場合の重力が腕へ加える回転力。この力に任せた場合は、腕の形は前から見ると「八」となります。

股関節ロックがフットワーク、ひいてはスタイルに影響を与えるように、手首の初期条件はパンチの動き出し、及びパンチ全体に影響します。

既述のように、背屈させてガードを上げて構えた場合は形が「Ⅱ」になりますから、その構えから素早くパンチを出そうとすれば必然的にベテルビエフやマティアスのような動作になると考えられます。

肩甲骨ロックが弱く背屈でロックできない場合は構えが「八」である上に土台がぐらつくので、フックは苦手になると思います。さらに言うなら腕のスイングが苦手、すなわち運動全般が苦手です。

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