頭の体操

暇つぶしに見て

集合Aの部分集合とはすなわちべき集合とその濃度。
二つの要素を持つ集合のべき集合の要素数は

A=aがある
B=bがある
と定義すると要素の組み合わせは四通り
(A,¬B)(¬A,B)(¬A,¬B)(A,B)

べき集合の任意の要素xについては常に、「ある」か「ない」の二択なので、組み合わせは要素が一つ増えるごとに2倍、すなわち2^n個。
要素n個の集合Xのべき集合Yの要素数は

Y=|2^n|

集合Xの真部分集合Yは、そのべき集合から自分自身Y⊂Yを引いた集合なので

Y=|2^n-1|

y^2+1=(z-1)^2/(z+1)^2+1
=(z-1)^2/(z+1)^2+(z-1)^2/(z+1)^2
=(z-1)^2+(z+1)^2/(z+1)^2
=2(z^2+1)/(z+1)^2

1=(z-1)^2/(z+1)^2
と仮定。

集合A,Bの直積集合A×Bは
Aの要素
a1,a2…an
とBの要素
b1,b2…bn
の順序対
(a1,b1),(a1,b2)…(a2,b1)(a2,b2)…
の全ての組み合わせ=分配法則①。

[A×(B∪C)](前提)
a∈A∧(b∈B∨C)(直積定義)
(A×B)∨(A×C)(①分配法則)
[A×(B∨C)→(A×B)∨(A×C)](→導入)
[(A×B)∨(A×C)](仮定)
(A×(B∨C))∨(A×(C∨B))(∨導入)
A×(B∨C)(べき等律)
[(A×B)∨(A×C)→A×(C∨B)](→導入)
[(A×(B∨C)→(A×B)∨(A×C))∧(A×B)∨(A×C)→A×(C∨B)](∧導入)
A×(B∨C)⇔(A×B)∨(A×C)(⇔定義)
A×(B∪C)⇔(A×B)∪(A×C)(∪定義)

「等しい(=)」って、何...?
数学の集合論を学んでいると「同値」て概念が気になって、寄り道して同値の議論を眺めていたら「=」って記号が気になり始めて、「そう言えば『=』って論理記号は当たり前のように使っているが、それはどう定義されているのだろう」とWikipediaを調...

上だけ。

U={U∈x|T}
Φ={U∈x|⊥}
x ∈U^c=x∉U

U^c(仮定)
¬T(補集合定義)
⊥(¬除去)
Φ(定義)
U^c→Φ

Φ^c(仮定)
¬⊥(定義)
T(¬除去)
U(定義)
Φ^c→U

A⊂B⇔A⇒B
⇒を推移律と仮定

A⊂B⇔A∩B
A∧B(⇔,除去
A∧B(∩同値変形)
A
A⊂B⇔A∩B→A

[A]
A∧A(べき等律)
A∩B(推移律)
A⊂B⇔A∩B(推移律)
A→A∩B⇔A⊂B(→導入)

集合と含意と認識
WIISの述語論理の章が終わり集合論へ突入するのでその前に自分なりに論理と集合を結びつけてみます。 部分集合と含意 集合と含意は人の認識を厳密に考える為のもので、同じものであるというのが長濱説です。含意と部分集合でそれを説明してみます。A⊆...

 

[A∪B=Φ](前提)
∀x∈A∨∀x∈B=Φ(∪定義)
A→⊥(仮定1)
B→⊥(仮定2)
[⊥](∨除去)
A(⊥定義)
⊥→A(→導入)
A→⊥→A→⊥(推移律対称律反射律)
A⇔⊥(⇔定義)
⊥(前提1)
B(⊥定義)
⊥→B
B→⊥→B(推移律対称律反射律)
B⇔⊥(⇔定義)
A⇔B⇔⊥(推移律対称律反射律)
A∪B=Φ→A⇔B⇔⊥(⇔定義)

矛盾からは何でも導ける証明
ふと、「矛盾からはどんな命題を導いても良い」と言える推論はどんなだろなと。 (数学的な意味での)矛盾の興味深い性質として、矛盾を含む体系においてはどんな命題を導くこともできる、というものがある Wikipedia そのような規則があると勝手...

∃z∃y∀x∈ℕ(2x=y→2(x+1)=z)
∃z∃y∈ℕ(∀x∈ℕ((2x=y)→(2(x+1)=z)))
2a=b→2b+2=z
2a=b
b+1=z
∃x∀x∈ℕ(2x=y)→∃y∀x∈ℕ(x+1=y)

x=1
1×2=2
2×(1)+1=4

a
(A∩B)∪(A-B)(仮定)
(A∧B)∨(A∧¬B)(同値変形)
A∧B
A
A∧B→A
A∧¬B
A
A∧¬B→A
(A∧B)∨(A∧¬B)→A
A∧T
A∧(B∨¬B)
A→A∧(B∨¬B)
(A∧B)∨(A∧¬B)=A→A∧(B∨¬B)

b
A∪B=(A-B)∪B
A∪B
A∨B
(A∨B)∨¬B
A∨B∨¬B
A∨¬B∨B
(A-B)∨B
(A-B)∪B
A∪B→(A-B)∪B
(A∧¬B)∨B
A∨B∧¬B∨B
A∨B∨T
A∨B
A∪B

c
B∩(A-B)=Φ
B∧(A∧¬B)
A∧B∧(B∧¬B)
A∧B∧⊥

Φ

a
A⊂B
A-C
B-C
A-C→B-C
A⇒A-C→B-C

b
A⊂B
A⇒B
¬B⇒¬A
C-B
C∧¬B
C∧¬A
C-A

3✕3魔法陣
最近、論理パズルにハマっています。 良い問題なら一問で数時間、数日遊べるのでコスパ最強ですよ。紹介した書籍にはそれが何十問もあります。で、数百円。 居酒屋で酒を飲むより、漫画を買うより、遥かにコスパが良い。しかも論理性も鍛えられる。 遊戯王...

引用WIIS

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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