「対応力」を追求する

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対応力を身につける

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自信

対応力の話。
「何が起きても対応してやる」
これが僕が思う勝負強さの本質です。

同時に何にでも対応できる能力を求めることは戦略的な強さの裏付けになります。

何でもできるということは、相手の資源を分散させられることであり、相手の裏をかくことだからです。

じゃんけんでグーだけでは戦略は生まれません。チョキとパーがあるからじゃんけんは成立するのです。

ルールの枠であれば無限の選択肢が用意可能なボクシングにおいて、選択肢の数は強さに直結します。

スイッチヒッターが近年は大きな戦果を挙げていることやメイウェザーのようにボクシングも打ち合いもできるオールラウンダーがPFP上位を占めているのは必然でなのです。

メイウェザーの「対応力を自負する価値観」は勝負において非常に理に適っていると僕は考えています。

その強い価値観に従って練習を組み立ているからこそ、本番に強いわけですね。

それは「自分で自分を定義しない(対応の連続が結果論的にあなたを定義する)」という長濱拳法の思想の元になっています。

本番で

予言者でもない限り未来を知ることはできません。計画はあくまでも計画であり、「計画通りに進むことがない」が計画の前提になります。

具体的に「勝ちまでの道筋を決めること」は、言い換えると予め用意した計画以外に盲目となることです。

ボクシングで例えるなら、「カウンター」に執着することは「フックを嫌がった」や「腹を嫌がった」といった相手の仕草を見逃すことを意味します。

「想像より遅いしパンチもない」と感じたら計画は即座に修正する必要がありますよね。逆もしかり。

勝率を上げる為には、あらゆる可能性に対して心を解放することです。

相手のこれまでの戦績やスタイルから得られた情報に固執するのではなく、相手とあなたの間に起こることを観察することに集中することが求められます。

練習を再現しようなんてもってのほかです。
それら勝負を投げ出すのと同義。

試合で求められるのは「練習を忘れ、目の前で起こることに対処すること」。

その連続が結果としてあなたのボクシングを定義し結果を引き寄せます。

勝負強さを身につける為には「想定外が起こっても対応できた経験」を重ねること、それを自覚できる練習を組み立てていくこと、が重要だと考えています。

技術論

あらゆる相手に対応することを前提としているため、ストレート一つとっても右脇を潰す、左脇を潰す、といったバリエーションがあり様々な軌道の練習をします。

ストレートで同じ軌道しか打てない場合、構えによってはストレートが当たりづらくなるため、相手によっては戦略そのものが機能しなくなってしまう可能性があります。

ストレートの運動軸を移動させて打てる場合、パンチの可能性は指数関数的に向上するため、未知の相手のガードを迂回させられる確率が高まります。

相手によってはワンツーが当たらないか、あるいはワンツーそのものが苦手だって方は多いのではないでしょうか。

それはストレートの軸が固定されていて、相手の顔面への軌道の選択肢がほとんどないことが原因だと考えられます。

何万回反復したところで、やり方を変えない限りはストレートが当たることはありません。

反復を好む場合、当たらない原因を反復量に求めます。
しかし反復を嫌う場合、発想にその原因をを求めます。

この差は果てしなくあります。

いつまでも同じワンツーを練習している選手と当たる軌道を探す選手。そもそもワンツーに拘らないって発想もありです。

1年で圧倒的な差を生むことは想像に容易いですよね。

この「価値観の違い」が同じ練習をさせた場合の圧倒的な差を生む原因にもなっているはずです。
成長に必要なのは偶然、可能性に解放的なマインドです。

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