蟹歩き


蟹はガニ股なので注意が必要※と前置きします。
フットワークのイメージは蟹歩き。
※股関節内旋内転ロックが必要
蟹歩きは左右足を交互に動かして床スレスレを動く動作なので、床から力を受け続けることができます。
よって上の井上のように反撃が迅速になります。
僕がビョンビョンするフットワークを推奨しない理由。
しかし、そのように解釈されることは多い。
ボクサーは攻撃の合間にピョンピョンして心と体のリズムを整えます。
貧乏ゆすりみたいなもの。
競技特性上
アイドル状態>攻撃時間
なので、ボクシングをしたことない場合は上記の印象に引っ張られてピョンピョンするのがフットワークだと誤解する。多分。
ライオンは狩り以外はダラダラ。やる時はやる。メリハリが利いてる≒資本効率の最大化。

「アイドル状態(ア イドルじょうたい)」とは、システムや装置が「使用可能でありながら、何ら処理を行っていない待機状態」を指す言葉です。
無酸素性作業閾値(AT)/乳酸性作業閾値(LT)
特徴:運動強度がさらに上がると、有酸素系だけではエネルギー供給が間に合わなくなり、無酸素系のエネルギー供給が盛んになって乳酸の生成が急激に増え始めるポイントです。
代謝の変化:糖質がエネルギー源として利用される割合が急増し、このAT以上で運動を行うと、乳酸が蓄積し、体が重くなる、呼吸が苦しくなるといった症状が現れます。
引用AI
要するに、ピョンピョンするのはイメージに引っ張られている印象論。
攻防の足捌きを分かりやすく言えば蟹歩き。
投擲パンチ
蟹歩きを抽象するなら、この動作は思い切り物体をぶん投げる時の形だと思いませんか。僕はそう思います。
踏み込み≒ワンツー≒投擲
と仮定します。
右利きなら
1.投擲時の姿勢反射で左腕が伸びる(≒ジャブ)。
2.股関節を開いて踏み出す(≒踏み込み)
3.投擲(≒右パンチ)
つまり、ワンツー≒踏み込み≒蟹歩き≒投擲動作。

股関節の開閉
投擲≒パンチ
の解釈は「ジャブ」「踏み込み動作」「右パンチ」を統合してくれます。
練習量を圧縮できると考えられませんか。

「ダブルジャブ」もこの延長線上です。
デービスはこの技で身長差を克服します。
ボクシング⇒投擲
の論理的な変形は、バラバラに散らかされた技術統合してくれます。



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