
有害な妖怪「知った風」の知識を共有します。
謎概念や謎現象の捏造
妖怪「知った風」は、彼を「賢い」と修飾する以外に意味を成さない、曖昧で掴み所のない概念や現象を捏造します。
僕がよく聞くのはボクシングなら「ポジショニング」という概念。
「井上尚弥はポジショニングが良い(印象論ドヤァ」など。
お前さ、それちゃんと定義してみ?ずっと意味分からんぞ?ドヤ顔の為に概念を捏造してるよな?
こう感じます。
他には足の置き方。
根拠不明故に意味不明な現象を熱弁し、それらに付随する、さらに意味不明の現象を熱弁。そして謎は深まる。
彼らの話し方は、次々に、かつ無秩序に不快な何かが出現する悪夢に似ています。
近年なら「ディープステート」「財務省」なども同型。誰もそれが何であるのかには言及しない。ただ、「居る(在る)」とだけ言う。エンタメで聞いたり、とっかかりとして聞くのなら百歩譲ったとしても、「誰(何)についての話?」がいつまでも見えてきません。
前後の詳細だけを語って、いつまでも要点を話さない奴の不快さに似ている。
「忙しいから帰るわ(スッ」
議論の対象は「誰か」なのか、それとも「ある集団」なのか、それとも暗黙的に共有されてしまっている思想を指しているのか。ここをはっきりさせないと対応のしようがない。
そして曖昧な定義のままに議論すると、どんどん物事は複雑化し理解不能な方向へ暴走を始める。
閑話休題。
とにかく、何について議論されているのか、は明確に判断しましょう。
妖怪「知った風」は自分でも理解していない言葉をペラペラと口にできます。
きっと、
「俺は凄いことを知っているんだぞ。尊敬しろ。」
と言っているだけです。
知った風は、程度の差こそあれ、どこにでもいます。それは僕やあなたの心の中にもいます。
ドヤ顔の為に努力させてくれる、と考えるなら、コイツは悪いやつではありません。付き合い方を間違えると人生の主導権を奪われますが。
「得体の知れない何かを召喚する」は、罪を捏造して免罪符を売りつけた宣教師や高いだけで価値のない壺を買わせる詐欺師の手口です。
結論。外にも内にも潜んでいる「知った風」に主導権を奪われてはいけない。



コメント