
マトリックスの正体
考察
ルサンチマン
ルサンチマンを簡単に言えば、弱者が自身の手で捏造した恣意的な道徳を根拠に強者へ攻撃を加えること。
例えば、貧しいことは清らかだ、と道徳を捏造し、それを根拠に強者への攻撃を正当化した中世キリスト教の「清貧」がそう。
ニーチェが「弱者の道徳」と徹底的に批判したもの。
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弱者の道徳(ルサンチマン)は、「みんなの為に」「みんなで力を合わせよう」のような綺麗事もそう。
政治家やインフルエンサーなどの有名人(強者)を大衆(弱者)がSNSなどで独善的に裁けることの根拠がそう。
学級や職場などにもそれは普通にあると思う。
道徳を声高に叫んで他者を攻撃できてしまう人達は、きっと倫理学の議論は知らないだろうし、そもそもは善悪を考える「倫理学」があることを知らなければ、道徳については1秒ですらも考えたことはないだろうと思う。彼らの知識や論理の軽薄さからそれは推察できる。
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善意”のようなもの”は、「みんなの為」と修飾がされているだけで、真実はそれを言う人の個人的な利益の為に行われる。例えば憂さ晴らし目的。「みんなの為」や「可哀想だ」と、自己欺瞞を隠して他人に同情した振りができる奴らこそが、最も自分の為にだけそれをやっている。
「自分が気持ちが良くなる為に善を行う」と正直に言えない軽薄さが気持ち悪い。
ネオは同調圧力(エージェント)のルサンチマンを見抜いて完全に無力化した。
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