フリードリヒ・ニーチェ

よもやま話

「疲れた」と「飽きた」

ふと思いついたことをツラツラと書きます。 疲れた≒飽きた 子供のONとOFF 僕たち大人が抱く「疲れた」って観念は、生理的には「飽きた」って感情なのではないかと。 子供って疲れないんですよ。ONとOFFだけ。お子さんがいるとか子供と関わる仕...
よもやま話

アルファ・オスと悟りとノブレス・オブリージュ

アルファ・オス不在の巨大な群れの暴走 アルファ・オスとベータ・オス 日本語の記事が無かったので英語で。 【α male and β male】Alpha maleandbeta male, or simply putalphaandbeta...
メンタル

英雄志向からの脱却

度々お呼びしているニーチェの超人思想。今日もその話。 超人たれ 超人の長濱説 超人とは決して優れた能力を持つ人を指す言葉ではありません。超人とは"生き方"です。 僕の言葉で要約するなら、超人は自らの理想を追う人と常識などの他人の価値観に服従...
メンタル

自然発生した神を心の祠に祀る

不安や恐怖を取り除き心理的な重圧を軽くしようと試みる過程で、僕の心に自然発生的に神が生じてきました。それと同時にどうして人には信仰が必要なのかを理解できるようにもなりました。神の存在意義を科学により一元的に否定してしまうことは損失をもたらし...
メンタル

恒真な心を目指す

論理学が人の認識を抽象化し一般化させたものだとしたら、恒真式のようにどんな入力に対しても同じ出力を返す心を創れるのではないか?と思うようになりました。 どんな困難に対しても幸福と=で結ばれた動じることのない恒等な心。これが悟りではないかとも...
よもやま話

逃げたらコンプレックスまみれ

突然ですが、花沢健吾作品て面白いですよ。読み返して、若い頃のピュアさを思い出すのと同時にこれを面白いと言えない男とは仲良くできないと感じます。 花沢健吾の作風と股関節おじさん 股関節おじさんの思想 少年時代に抱えていた崇高な理想と現実の大き...
よもやま話

ニーチェ「神は死んだ」

ニーチェのツァラトゥストラの物語は「神は死んだ」から始まります。現代社会の僕達の姿を予言、風刺した含蓄のあるの表現だと感じます。 オウム神理教の影響や戦後のアメリカ統治の影響からか、日本人は宗教観を持たないどころか(無自覚には持っているが)...
よもやま話

悪党ですら自分を語らない時代

世は世紀末。- 悪党ですら自分を語らなくなった時代 - 俺は「俺が何者なのか」を語る 世界は行動の反射により作られる 僕の住む世界は僕の行動の反射により形成されます。他人を非難すれば、僕を非難する人で世界は溢れ、他人の行動を偉そうに語れば語...
よもやま話

教育の目的は子供の自我同一性(アイデンティティ)の獲得を助けること

娘と会う時間は普段会えない分だけ濃厚で、なかなか会えないからこそ親として僕が娘にしてあげられることは何かと考えます。 考えた末導いた僕が親としてできる最初の仕事は、遊びを通じて僕の価値観(生き方)を彼女へ伝えること。次にこの世界には宗教など...
メンタル

敵や困難との遭遇は心を調和させる絶好の機会

敵とは困難とは何か。この局面に達することができることがニーチェの言う「小児」でありブッダの言う「悟り」。 人生は自らの真の姿を探す旅 インナーゲームは最終的には敵に勝つことを放棄し、執着を捨てろと説きます。仏教と同じ結論に達するのがまた面白...
よもやま話

【インナーゲーム】本能と理性 主観と観察者

「フロー」「超人」「貴族」「悟り」「自我同一性」「インナーゲーム」長濱説なら「完全な主観」。僕の中で点在してた概念がネットワークを形成し始めました。全て同じことを言っていいます。 セルフ2(本能)の力を妨害するセルフ1(理性) ガルウェイも...
よもやま話

「超人」「仏教」「貴族」という生き方

仏教の言う「繋縛」はガルウェイの言う「セルフ1」、ニーチェの言う「末人」であり、オルテガの言う「大衆」、ウォシャウスキー兄弟の「マトリックス」。仏教の「解脱」はガルウェイの言う「セルフ2」。ニーチェの言う「超人」であり、オルテガの言う「貴族...