長岡のシャッフルステップの練習。
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シャッフルステップ
シャッフルステップを繰り返すのがアリシャッフル。最近だとハメドが得意としていました。
利点は
1.すり足で足が床を離れない
2.1により避けた後に即座に切り返せる
すり足で床と足を接続し続けるのはフットワークの基本。ビョンビョンするのは股関節の筋力が弱い場合の必然。
両者の差を導く原理の説明は既にしてあるので気になるなら探してみてください。
シャッフルステップはカッコつけられるのと同時に利点があります。
なんなら、ビョンビョンと跳ねることの方が、シャッフルステップよりも簡単に欠点を説明できます。その説明もしていると思うので気になるなら探してください。
ところで、シャッフルステップを多用するボクサーとその巧さ、強さは相関していると思いませんか。加えて僕はビョンピョンと跳びはねるステップとボクシングの巧さには負の相関すら感じます。
恐らくは、ボクシングの巧さとフットワークに現れる特徴は相関ではなく因果関係にあるからだと考えています。股関節の強さが滑るようなフットワークを導いている。
股関節の筋力が弱い⇒股関節ロックが弱い⇒股関節が動かない⇒膝と足首で代償⇒ビョンビョン
上の論理が真ならその対偶も真。
滑るように動く⇒股関節が強い
「フットワークは跳ねる」ではなく、「滑る」
が表現としては妥当だろうと思います。
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動きの細部を捨像すれば、シャッフルステップは単にバランスを立て直す為に後ろへ歩いているだけに見えます。すなわち自然体。特殊な技ではありません。特殊に見えるのだとしたら、認知が歪んでいます。
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後ろ歩き
後ろへ歩いているだけ。後ろ体を倒して距離を稼ぎディフェンス。その後で即座に動きを切り返そうとすれば自然にシャッフルステップが起こります。
モンティエルやグスマンがその体勢から即座に反撃できるのは、片足が常に床に接地し力を受けているから。
ビョンビョンすると床を両足が離れ、動きに制限が生まれます。それは自己増殖的に悪い展開を引き寄せます。
ビョンビョンが動きを制限⇒ディフェンスが遅れる⇒ディフェンスのミス⇒悪い展開の自己増殖
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股関節ロック
自然体でシャッフルステップができない根本的な原因の一つは恐らくは認知。日本は身体的な弱者が大半なので、中央値か平均値はピョンピョンしています。それが「正しいもの」として刷り込まれます。
日本にだけいると日本が世界の全てだと錯覚してしまうようなこと。子供が小さな小さな、世界の片隅にしかない学校を、世界の全てであると錯覚してしまうようなこと。
強者の認識や価値観は、集団の平均値か中央値的な個体には理解できません。
従って、「天才」という概念を創造し、弱者の認識の枠組みを越えた現象を例外として処理してしまいます。故にいつまでも現象を理解できず、弱者の認識は社会を支配し続けます。
シャッフルステップを導くのはは股関節ロックの強さ。すなわち腸腰筋内転筋中臀筋の強さです。
シャッフルステップを形だけ真似て覚えたつもりでも、それを必然として導く構造を持っていないのなら、負荷の高い実戦では自然にそれは起こりません。それは覚えたことにはなりませんよね。
義務教育で英語を習ったが外国人とは会話にならない、あるいは、数学は習ったが「論理」の意味すら知らない、と同じ。本末転倒。
結論。シャッフルステップもそれを引き起こす構造を手に入れる必要があるだろうと。
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