掴んで投げる
ロマステップのシステムを眺めてみると、その構成要素はステップだけではないことが分かります。

1.フェイント
2.相手の足を止める
3.パンチしながら近づく
4.掴む
まずはロマステップを繰り出す前にフェイントで相手を緊張させ、その動きを止めているのが分かります。
相手の動きを止めたら次に掴んでいます。
同じウクライナ人で同じようなスタイルを持つデレブヤチェンコも掴んでいます。
また、時に相手を押すか、投げています。

以上に加えて、特にロマは顕著に、僕の目には危険な空間(楕円形)を知覚し、そこから隠れている様に見えます。
これはカネロなメイウェザーからも感じます。彼らは意識的にか無意識にか、楕円形の殴られる確率が高い空間を知覚していると思います。

この記事で強調したいのは、ルールブックに記載されていることと現実が異なることなので、この話はこの辺で。
ルール上は掴んだり投げたりはダメです。
GGGの頭グリグリ
もっと露骨なのを見てもらいます。
GGGの頭グリグリ。ロマやデレブヤチェンコは「咄嗟に」と言い訳ができますが、GGGは明らかに意図的でしょう。
再び強調しますが、ルールブックと現実は異なります。なんなら、国際社会では「如何にしてルールを掻い潜るか」を競っているように見えます。むしろ、それがルールに見えるほど規則正しくそれに従っています。
「ルールを上手く掻い潜るのがルール」暗黙的にですが、共有されているとすら感じます。
歴史的に見ても、ルールブック(大衆)の裏をかくような度胸と、曇りなき眼を持つ人に富は移動していきます。
また、もしもあなたが運転免許を持っているなら、自動車教習所で教えてもらった教本の中身よりも、現実に起こっていることを正しく認識し、それに対処することを常に優先するはずです。教本は二の次。
ルールは、半ばバカを騙して搾取する為のツールです。宗教、学校、会社。真面目で優しいと搾取されます。
あるいは、どうしようもないバカをコントロールするのがルール。人に噛みつくバカ犬を人の社会で暮らさせるには、殴ってそうしないように学習させる必要があります。ないしは殺処分して排除。
チャンスで勝海舟や坂本龍馬などのように理知的に動く人がいれば、岡田以蔵のように殺戮を行う人もいます。
ルールはいずれのバカをもコントロールします。












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