自己強化型フィードバックループは「二軸」「骨格立ち」「スキルセット」みたいな僕の造語なので、もしかすると他の言い方があるのかもしれません。
余談は面倒なので本題だけ。
骨盤が前傾する
↓
胸椎が後弯する
↓
肩甲骨のスライド(外転・前傾)が起こる
↓
前鋸筋小胸筋が使いやすくなる
↓
さらに肩甲骨が前傾する
↓
胸椎が後弯する
↓
骨盤が前傾する
↓
骨盤の前傾により…
↓
以下自己強化型のフィードバックループ
これが起こってるんじゃないのってことですね。
肩甲骨が強くスライドした骨格
↓
強く手打ちできる
↓
反力が股関節で受け止められる
↓
ハムケツの反射が起こる
↓
床反力が強くなる
↓
腕が更に強く推進される
↓
反力が股関節に…
↓
自己強化型のフィードバックループ
実際にはこんな簡単な話ではないはずなので、もっと考える必要はありますが、肩甲骨の外転・前傾と骨盤の前傾が強いという事実が、さらなる骨盤前傾と肩甲骨の前傾・外転を引き起こしている、という自己強化型の連鎖反応を形成しているのではないかという長濱説。
陸上で例えると
床を強く踏める
↓
ハムケツ反射
↓
加速
↓
腕に慣性力
↓
慣性力に伴う強力な腕振りの反射
↓
強い腕振りが床を強く踏ませる
↓
反力増大
↓
ハムケツ反射
↓
以下自己強化型のフィードバックループ
こんな感じ。
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